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内容説明
グリコ・森永事件、北朝鮮残留孤児、昭和天皇逝去などNHK報道番組制作のなかで体感した、「公共放送」が大きく変質しはじめた1980年代を捉え返す。コミュニティFMなど新たな放送を担う市民メディアについても言及、公共放送とは何かを問う。
【主な目次】
はじめに
Ⅰ NHKで何が起こったか?
第1章 劇場型犯罪のピエロとなって
第2章 情報商品になったドキュメンタリー
第3章 NHK民営化未遂事件
第4章 「女は何を食ってるんだろう?」
Ⅱ 内なる権力と報道番組の吃水線
第5章 「その取材を中止せよ」
第6章 ピョンヤンの再会
第7章 家族崩壊のリトマス試験紙
第8章 「一五年戦争に勝利した!」
Ⅲ 市民が紡ぐもうひとつの公共放送
第9章 メディアを奪い返してきた人たち
第10章 市民テレビ局は町をおこせるか
第11章 つながりたい、分かり合いたい
第12章 島ッチュたちの音楽一揆
終 章 NHKは誰のものか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
18
最近お知り合いになった人が出した本。テレビを全く見ない自分にとって興味のない話題であったが、ご本人さんから話を聞いて勉強する必要を感じて読んだ。放送をNHKをはじめとするマスコミと地域メディアの両方から読み解き、公共とは何かを論じる。前者はNHKでの取材や番組作りの現場の様子で、後者は日本各地の様々なミニFM局やケーブルテレビの話である。自分にとっては、後者が興味深く、今の仕事にも生かせるアイデアが浮かんでしまった。終章でメディア対して提言が出されるが、今の世の中では実現は全く不可能だろう。2016/11/15
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