亡国記

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¥1,870
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亡国記

  • 著者名:北野慶【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 現代書館(2025/01発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784768457665

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内容説明

2017年春、なし崩し的に原発再稼働が進む日本列島を東海大地震が襲う。原発の破損、放射能漏れにより、日本は壊滅状態となる。京都で暮らしていた父娘は日本を脱出し、韓国から中国、欧米諸国へ…。普通の人々が国を失う姿を描写した、瞠目のエンタテインメント小説。

【主な目次】

プロローグ 京都(二〇一七年)
一 島岡
二 京都
三 福岡
四 旭川(一)
五 ソウル
六 大連
七 下関
八 北京
九 ヴィリニュス
十 平壌
十一 ギジツコ
十二 ロンドン
十三 旭川(二)
十四 トロント(一)
十五 トロント(二)
十六 トロント(三)
十七 刀峰里
十八 イエローナイフ(一)
十九 イエローナイフ(二)
二十 イエローナイフ(三)
二十一 セントジョンズ
二十二 イエローナイフ(四)
二十三 ヤクーツク
エピローグ ケアンズ(二〇二〇年)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

103
このような小説はもう少し読まれてもいいと思うのですが大手メディアは政府(とくに経産省)に忖度してあまり宣伝をしないのでしょうね。私はありえないことではないと思います。南海トラフ地震が起きて静岡の原発が爆発して政府だけはすぐに北海道に逃げて国民は全世界ばらばらになりむかしのユダヤ人のようになっていきます。物語としては面白くもう少し日本のその後を書いてほしい気もしました。2019/03/25

それいゆ

60
プロローグが中学生の書いた作文みたいで、読む意欲が一気に失せました。作品のタイトルが「亡国記」なので、当たり前なんですが日本から脱出する記録を綴った内容は、どこにたどり着くかという興味はあまり湧いてきませんでした。なぜなんでしょうか?きっと意外性がないのだと思います。私の文才では無理なのは承知していますが、これくらいの小説は自分でも書けそうな気がしてなりません。2015/09/23

かえるのこ

13
原発と日本の地理的リスクについて見て見ぬふりをする日本には、どんな未来が待ち受けているのか?   怖い!とても恐ろしい・・・この物語が未来予想図にならないことを祈るばかりです。ヒトは決して、自然に勝てっこないのだから。2015/12/08

おのちん

10
2年ほど前に読了してたのだが、変わらず怖い一冊だった。

おのちん

10
★★★★★:怖かった・・・。祖国を失い、難民となり、新たな地で生きていく。全世界に迷惑を与えたという罪で憎まれながら。日本が周辺の国々により解体され、吸収されていく。そして、これが全くありえない話でないということ。コロナ禍によりこれまでとは大きく生活が変わったが、いまだ幸せな生活の中にあることを感じられた一冊であった。2021/02/23

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