映画表現の教科書

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映画表現の教科書

  • ISBN:9784845912926

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内容説明

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500枚を超える場面写真と76の脚本抜粋が織りなす、
映画史100年を貫く映像のレトリック
カメラ位置、編集、音響の作法から、
衣装、ロケーション、色の効果まで……

本書では、映画制作者にとってビジュアル面を強化する上で押さえておきたい撮影、編集、音響、照明などの方法を総合的にレクチャー。見開きの左半分で技術を概説し、右半分でその技術の使われている作品を取り上げられ、実際の映画の場面写真とその脚本抜粋が同時に引用されており、自ずと「映画的」な表現の追究が可能な構成となっています。

「そもそも映画特有の表現(Cinematic Storytelling)とは何か?」という原点に立ち返れる内容は、映画関係者の決定的な指南書となることはもちろん、物語を表現するあらゆる映像クリエイターの武器となるでしょう。また、映画文法を現代的な視点から分析できるという点では、映画鑑賞の新たな視野を広げる一冊です。

本書で扱われる作品:
『見知らぬ乗客』(1951、アルフレッド・ヒッチコック)、『メトロポリス』(1927、フリッツ・ラング)、『ピアノ・レッスン』(1993、ジェーン・カンピオン)、『市民ケーン』(1941、オーソン・ウェルズ)、『黙秘』(1995、テイラー・ハックフォード)、『卒業』(1967、マイク・ニコルズ)、『地獄の黙示録』(1973、フランシス・フォード・コッポラ)、『ファーゴ』(1996、ジョエル・コーエン)、『アダプテーション』(2002、スパイク・ジョーンズ)、『サイコ』(1960、アルフレッド・ヒッチコック)、『キル・ビル』(2003、クエンティン・タランティーノ)、『バートン・フィンク』(1991、ジョエル・コーエン)……など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

14
歳を重ねるにつれて、物語の内容よりそれを語る技術に興味が出てきたように思います。そうなると面白い批評が、作品以上に面白かったりするのですが、「説明ゼリフで全部説明するのはアホみたい」という悪口が簡単に言えるのに対して(私もけっこう言ってます)、「言葉に頼らない語りとは?」と、真剣に問いを立てると答を出すのは難しい。この本は映画における非言語表現について100のサンプルを提示してくれるのですが、そのどれもが説得力のあるもので、必読です。脚本家を意識して書かれている点も素晴らしく、小説論に応用してみたいです。2020/01/01

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

12
タイトルのとおり、映画の映像技術100個を紹介している本。動画制作につながるところもあるかなと思い読了。ただ、映画とYouTubeの動画では趣旨が違うので使えるテクニックは少ない印象。また、過去の名作が取り上げられていて、今だと観る環境がなさそうな映画もあった。小学館の図鑑neoのような、QRコードを読み込めば該当のシーンが観れるという機能があったらいいなと感じた。観れそうな映画は観て改めて該当のページを読み直したい一冊。2025/08/15

牛タン

3
内容:「映画表現(Cinematic Storytelling)」とは、文章でストーリーテリングをする「文学表現」とは対照的に、(本来は音響やセリフを使わない)映像によるストーリーテリングを意味する。本書では画面構成、編集、撮影技術、音響など項目ごとに、計100個の映画表現技術を紹介。見開きの左半分で技術を概説し、右半分でその技術の使われている作品を取り上げる構成。 感想:映画についての本を読むのは初めてだった。昔見た映画についてあのシーンはこうやって構成されてたのか!と腑に落ちる点が多く、すごく楽しめた2017/01/09

holybackeye

2
原題は『Cinematic Storytelling』。著者が大学で脚本を教えているということもあって、いかに脚本という映画の設計図で示された意図を映画というメディアの特性を活かして実現するか、という点に主眼が置かれている。脚本と実際の映像制作は密接に結びついているべきというのが著者の問題意識で、そのためにはストーリーを無視した映像技術のひけらかしではいけないし、セリフやナレーションで全てを語らせるやり方も否定される。後付け解釈に陥らず図版と脚本を載せることで製作者の意図を浮かび上がらせてくる構成がよい。2014/06/25

ショ

1
映像は現代の意思疎通の文法となっている。映画を通してカット割りの文法を陶冶し、今もその実験と試行錯誤を繰り返している。インターネットを通じてその流布の速度が高まったこともあり映像作家を志さずとも、勉強の価値のあるものと感じている。2017/10/08

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