内容説明
孤高の画家の作品を時代毎に造形的視点から比較・分析、魂の遍歴を辿る。知られざる名作の紹介、書簡・読書歴解読、パレット再現による新たな鑑賞術を提案。略年譜・図版多数掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
M2
7
ゴッホが読んだ本の履歴も掲載されているので、(自称)ゴッホ研究家・ファンとしては彼が読んだ本も追っかけたいところ。彼が大変な読書家であったことが分かる。2020/03/17
pushuca
5
ゴッホの作品を年代順に、頭の中で整理出来た。2025/12/29
m
4
ゴッホ展の予習に。ゴッホの生涯と作品を時系列に紹介してあり分かりやすい。ゴッホとゴーギャンの共同生活を共同事業と見る筆者の説は新鮮。テオはともかくゴッホにそんな損得勘定があっただろうか。死に近づくにつれ、不安定に脆くなっていく彼の姿は切なくて見ていられない。耳切り事件やピストル自殺という悲劇的なストーリー込みでゴッホという画家の人気なのだろうと感じた。2019/11/20
スエ
4
「ぼくの絵に対してぼくは命をかけ、ぼくの理性はそのために半ば壊れてしまった」。やっぱりすごい画家だ。2010/11/07
ゆーすけ
3
先日終了した「ゴッホ展」へ行くにあたり、予備知識があった方がより深く作品を理解できるであろうと思い読んでみた。 画家を目指し、浮世絵に影響を受け、希望を抱いて向かったアルルで挫折して精神を病み、それでもなお絵に向き合ったが自殺してしまうまでの生涯と、その時代ごとに1作品1ページで紹介する構成となっており、作者と作品の背景まで知ることができて大変分かりやすかった。「自分で耳を切り取った狂気の人」という印象しかなかったけれど、テオ(弟)との手紙のやり取りで垣間見える、必死に前を向こうとする姿は少し切ない。2021/12/16
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