歩く人はボケない - 町医者30年の結論

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歩く人はボケない - 町医者30年の結論

  • 著者名:長尾和宏
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • PHP研究所(2025/01発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569858678

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内容説明

町医者を30年、臨床医を40年行なってきた私が断言できるのは、毎日歩行する習慣を持つと、認知症をはじめとする生活習慣病の大半は予防できるということです。歩行といっても長い距離を速く歩く必要はなく、スキマ時間にちょこまか歩くだけで十分。本書では薬いらずの、歩行と食事の健康習慣をご紹介します。なぜ、歩くと認知症を予防することができるのでしょうか。その理由はいくつかありますが、ここではその一つ、「アミロイドβの排出に結び付く」点を取り上げましょう。認知症の患者さんの脳にはアミロイドβの沈着が見られます。アミロイドβとは、「脳のゴミ」のようなものです。ゴミがたくさん溜まってしまって、脳細胞や細胞同士の伝達が悪くなっているのが認知症なのです。では、アミロイドβという脳のゴミは、どうすれば取り除けるのでしょうか。脳細胞内に溜まったアミロイドβは、夜間睡眠中に細胞内から血流に排出されます。家庭ゴミの収集車と同じようなイメージです。ですから、睡眠の質を保つことが肝要なのです。そして、自然な入眠には、心地よい疲労が必要です。昼間に適度に歩くと、まさに心地よく疲労して、睡眠の質が改善されるのです。また、睡眠ホルモンであるメラトニンは主に夜に分泌されるのですが、そのためには太陽の光が重要です。朝7時に太陽の光を浴びれば、その15時間後の夜10時くらいには、睡眠ホルモンが出てきて、自然に眠たくなります。ですから、朝、太陽の光を浴びながらの散歩をお勧めします。歩くと認知症が予防できる理由は他にもあり、本書で説明しています。是非、歩くことをささやかな快楽にしてみてください。 【内容例】●生活習慣病もがんも認知症も根っこは同じ ●認知症は「脳の糖尿病」 ●過度な運動は命を縮める ●認知症予防のためには野菜も重要 ●認知症の薬は効くのか? ●太陽光を浴びないと、美容上も逆効果 ●歩くことを苦行だと思っている人に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャコタンブルー

54
最近、人の名前がすぐに出てこない(笑) これはもっともっと歩くしかない。YouTubeでウオーキングの効果は理解していたがそれ以上の情報を得るために読んだ。以下学習したことの箇条書き。・歩くことで脳内細胞が再生する。・太陽の光を浴びて歩くことで睡眠の質は改善し脳内のゴミが掃除される。・歩くと脳内に快楽物質のエンドルフィンや幸せホルモンのセロトニンが分泌され、幸福感に包まれる。2025/03/08

TG

35
歩くだけで認知症予防。歩くことで自律神経が活性化し便秘や睡眠が改善しよけいな薬を飲まなくて済む。スキマ時間に歩くことだけでも健康にいい。心がけます。2025/08/21

harupon

22
前々から夫から「毎日7000歩歩きなさい」と言われている。この本読んで納得。ボケたくないから歩こう♪スキマ時間にちょこまか歩くだけで十分。でも夫と一緒に歩くのは無理。遅い遅い、寄り道、立ち止まり禁止される。目的地なくひたすら歩くだけなので断った( ´艸`)。私は楽しんで歩く。効果なくても好きに歩きたい。2025/08/10

モーモー

13
ボケない一番の特効薬は毎日小まめに歩くこと。歩くことにより、全身を使い、身体によい。日光も浴びてビタミンDも生成される コロナ禍で行動を制限したことにより、外出して歩かなくなり、認知症になる人が増えたとのこと。 今後も流行り病はでることがあり得る中、国としてどうすべきだったのかの整理はしてほしい2025/07/10

templecity

10
ピンピンコロリが理想だが、歩く人が元気なのは確か。ゴルフ場で歩くことも良い様だ。脳トレはボケ防止にはならない。 2025/06/22

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