内容説明
超ご長寿猫・みけちゃんとの愛おしい日々。
ある日、三毛猫が部屋に入ってきたところから、村上しいこさん(かあちゃん)ととうちゃん、みけちゃんの暮らしは始まります。「集合住宅の6階なのにどうやって来たの?」そんな疑問もかき消されるくらいに、村上さんとみけちゃんの暮らしは自然に穏やかにスタート。後に加わる弟猫2匹ともとても仲良しなみけちゃんの「にゃん生」は、元気をもらえるエピソードでいっぱい。
まるで本当に会話しているかのようなみけちゃんとかあちゃんとのやりとりには、涙あり、笑いあり。そしてある時、一家は江戸中期築の古民家にお引越し。そこでのんびり気ままに、ご機嫌に暮らし始めます。気が付けば、みけちゃんとは25年という月日を共に過ごすことに。人間で言うなら118歳の超ご長寿猫として、その姿がSNSに登場すると「勇気をもらえる」「尊い」と注目を集め、「長寿猫の希望の星」と有名になりました。
そうしてみけちゃんは多くの人を元気づけ、25歳で虹の橋を渡りました。親バカ全開のかあちゃんと優しいとうちゃん、猫たちの、個性豊かで心温まる日々。「あたしは普通に生きてるだけにゃわ」と言いながら愛と絆に満ちた家族の姿に、感涙必至のエッセイです。
※この作品は一部カラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おさと
8
みけちゃーーーん(´;ω;`)ウゥゥ 最初から泣き、最後で泣き。。。かあちゃんのみけちゃん愛。私も見習わなきゃ。もっと猫たちを愛したい。2025/02/12
スローリーダー
4
最初から最後まで、猫のみけちゃんに対する著者の愛情がほとばしっている。長寿を全うしたのも、著者の深い愛情あってこそと思えてくる。著者にとってみけちゃんの存在は紛れもなくかけがえのないものだったということが分かりすぎるくらい分かる。みけちゃんも飼い主さんに護られてとても幸せだったに違いない。表紙の写真で、ジャケ買い必至。文章は一本調子で表面的なので、じっくり感動を味わいたい人は、町田康の『猫のあしあと』『猫にかまけて』の方が向いているかも。2025/04/10
timeturner
3
ある日突然、6階の部屋に入ってきた三毛猫との25年の暮らしを振り返り綴った親ばか猫飼いエッセイ集。みけちゃんがほんとにいい子すぎて可愛くて、村上さん、前世でよほど徳を積んだんじゃないかと思ってしまった。『みけねえちゃんにいうてみな』の猫のモデルはこの子だったんだな!2025/04/18
eipero25
3
児童文学作家が25歳の猫を見送ってからお書きになったエッセイ。別れの悲しみにはあらがえないけれど一緒に暮らした25年間には幸せがいっぱい。猫あるある飼い主あるあるでうなずきながら読みました。私も猫たちに出会えたことが人生の宝だと思わせてくれる一冊でした。ただね、自分の猫に、みけ、はないな。クロ、シロ、サビ、キジ、そういうただの毛色を一生の名前につけるのはかわいそうだ。2025/03/15
はる熊猫
1
村上先生も旦那さんもペットファーストで、みけちゃんは幸せだっただろう。ピースもパレオも長生きしてほしい。2025/03/03
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