内容説明
「窓」は、いかに西洋における「近代自我」の発達、そして「文化」の育成に影響を及ぼしたのか?本書は、この主題を、絵画と文学を横断して、詳細かつ具体的に批評するものであり、齢九十を過ぎた著者による集大成の書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
106
窓、をテーマに西洋美術史を。著者は英文学者。なかなか面白い。選んだ絵も一味違う2025/04/07
Go Extreme
1
光の取り込み口 内外の境界 社会文化思想の変化を映す鏡 ガラス窓の歴史は意外と浅い 秘伝の技術 神の視線が天上から斜めに射す 視線は権力の根源 絵画は外界の対象が投影される窓 見られるという視点 市民のステータス・シンボル 窓の画家フェルメール キアロスクーロの技法 自然との交歓の場 内面を映し出す鏡 窓辺の女 社会の断面をユーモラスに描く 開かれた窓が社会参加への外向き 孤独や絶望の象徴 世紀末の不安 色彩と線の組み合わせ 親密な空間 現実の認識の不確かさ 現代人の孤独や疎外感 自我の成長や発展に貢献2025/04/13
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