内容説明
世界190か国で配信され、大旋風を巻き起こしたAV監督・村西とおるの半生を描いたネットフリックスの『全裸監督』。その原作者であるノンフィクションライターの本橋信宏氏は、大学卒業後、執筆家を目指し、『週刊大衆』の扉を叩いていた。そこで待っていたのは、想像を超えた無茶振りな仕事と独創的&奇天烈な編集部員とスタッフたち。週刊大衆編集部で記者として学んだ3年間は、連日連夜、悪戦苦闘!? 疾風怒濤!? の連続。1980年代の“元気だったニッポン”の週刊誌の裏側を描く。とにかくとっても濃い話が満載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
turtle
4
山田孝之主演で大ヒットした『全裸監督』の原作者本橋さんが週刊大衆のライターとして歩みだした1980年代前半を中心とした青春記。女子大生ブーム、校内暴力、ノーパン喫茶、極真空手、日航機事故など当時のトピックが目白押しで楽しめました。2025/07/02
みんな本や雑誌が大好き!?
2
殺人事件現場で、「ルポライター」の名刺を見せては、うさん臭く思われて、時には「容疑者扱い」されて警察署に連行される浅見光彦さんではありませんが、本橋さんが提示する「週刊大衆」の名刺を見て、メジャーな週刊誌と認識してくれる著名人や風俗業界関係者もいれば、ふんといわんばかりに、手にもしようとしない魚河岸近くの大手新聞社(朝日?)系週刊誌の方(副編集長)もいたようです。人を肩書や出自で判断する愚かな人間にはならないことですね。新聞本体よりは、比較的マトモな人がいると思われる「週刊〇〇」でも、そんな権威主義者が?2025/05/02
onepei
1
週刊誌の連載だけあっていろいろてんこ盛り2025/05/04
triple_port
1
ライターとして世に打って出る決意で駆け抜けてきた本橋氏の半世紀の歩み、面白かった!さらには週刊大衆編集部に面識のある人物がいたことまで分かった、尚良し!2025/04/28
研修屋:城築学(きづきまなぶ)
0
本橋氏の文章はリズムがあり、喜怒哀楽がある。ついつい引き込まれる。同時代に生きた評者としても、自分史をやや振り返ることができた書となった。2025/06/06
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