文春文庫<br> 干し芋の丸かじり

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文春文庫
干し芋の丸かじり

  • 著者名:東海林さだお【著】
  • 価格 ¥800(本体¥728)
  • 文藝春秋(2025/02発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167923389

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内容説明

シワシワでもティラミスと同格のスイーツだ

実はどこのスーパーにもあるオッサン系スイーツ「干し芋」。みんなが知らないその実力を懇切丁寧に説き起こす超人気食べ物エッセイ。

単行本 2021年11月 朝日新聞出版刊
文庫版 2025年2月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝸牛

10
アグレッシブというか小五月蝿いおじさん連中が若い人相手に(女房や子供にはスルーされるにきまってる)楽しそうにおしゃべりを繰り広げている感じ。2025/03/03

mawaji

6
桜の木下で酒を飲んでいる人が多い理由、何となくナットク。出汁を引く問題、ややこしや。おせんべは割って食べる派ですが、バリッと割れる瞬間におでこのまん中あたりにも少し振動が来る現象もわかる気が。私の場合は人格形成期の多感な10代を過ごした昭和の時代がやはり思い出深く、黒電話のジーコンはリアルタイムで聴いていた懐かしの昭和の音。昭和は確かに蝿との戦いであり、立派な金蝿を見かけなくなったなと感じた時に昭和が終わっていたような気も。おかっぱ頭がハエ取り紙に捉えられて格闘してはベソをかいていた妹を思い出しつつ読了。2025/04/06

Masa

5
シリーズ第44巻、かつてはこの連載エッセイを読むために週刊朝日を買う人もいたとかいなかったとか。今やもう惰性、完全なる惰性でよむ笑。ショージくん昭和12年生まれ、どこまでやり切るか見届ける心境です。内容マンネリですが、共感したのは「カワイイの時代」「カワイイ」が判断基準となっている現代於いて時代の流れ逆行し、デカくてごつくてイカついものに変容している果物がある、それはいちごって話。確かにいちごは年々巨大化してブサイクなっているねどうでもイイけど笑。巻末の稲田俊輔なる人の後書きが1番おもろかったですね笑2025/03/20

氷柱

4
1153作目。5月13日から。自身にとっての本シリーズ三作目。最初の二作は図書館でテキトーに手に取ったが、本作から興味のあるものを端から手に取り時系列順に並べて新しい方から読むことにしてみた。懐かしい時事ネタがありつつ、色褪せない普遍的な感想がありつつ、「あるあるだよなー」と思う部分もあれば、「そんなことを考え付きもしなかった」と思わせる部分もあり、様々な感情がミックスになった上で浮彫になってくるという稀有なシリーズである。わくわくが止まらない。2025/05/15

以心0508

4
大好きな丸かじりシリーズ、第44弾! 今回は平成から令和にかけて書かれたものです。コロナ禍前の(今思えば)なんてことのない日常、その中でもどうでもいいようなこと、それらを面白く描く東海林さだおさん。この文章をいつまでも面白く感じられるようにしたいと思うのでした。2025/03/06

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