内容説明
生活保護はあなたの権利です。
憲法第二十五条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と書かれています。
だから、意外に簡単に生活保護にかかることができます。
元気であったり、お金があったりしたときには税金を払ってきたのですから、遠慮することはありません。
本書では、「生活保護にかかるやり方」をだれにでもわかるように解説しています。
そのほか、なぜ日本では生活に困る人が増えているのか? 困ったときに公的な機関からお金を借りる方法、
お金をかけない生活のハウツー、など、一読して絶対に損はない情報でいっぱいです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チバ
0
具体的な手続き本ではなく生活保護の説明本として読みやすい。ただ生活保護のことだけではなく損をしないようにという著者の思いから話が他の事にも及びがちだった。生活保護費用として税金から出されているうち半分以上が医療費という病院とのからくりが衝撃的だった。年金、生活保護、失業保険が各自が独立し相互の協力関係がないというのはまったくナンセンスで改善すべき問題だと思った。生活保護が地方自治体によって差があるのも絶対変えるべきだ。恥ずかしながら無知だったことが色々知れて勉強になった。2025/03/29