スターツ出版文庫単行本 この関係には名前がない

著者名：ねじまきねずみ/ふうき

スターツ出版（2025/01発売）

• ISBN：9784813794141

内容説明

“結婚”がしっくりこない長年付き合った20代後半の男女/不倫中の26歳女性と女子高生/ベランダの仕切り板越しに乾杯する隣人・・・。友達か、恋人か、夫婦か、それとも――
この関係に名前は必要？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[クローバー]

手っ取り早く「エモい」気持ちを味わいたいときに向く本。名前のない関係でも気づいたら助け合えているのって素敵だ。

2025/05/04

[Eill ＆ つむぎ]

個人的に「罪なんてない」、「この関係に名前がない」、「午後六時のエンドロール」が良かった。他は少しありきたりな感が… 罪なんてない、読んでて少しホラー展開みたいなドキドキ感あった笑 こういう関係は「まれ」だろうけど、伏線回収良かった。 この関係に名前がない、たまゆらと違う視点で書かれた隣人の話。もっと深掘りした内容読みたくなりました…これ一つ題材にして欲しいくらい🤣 線引きってホント難しい…

2025/09/16

[よあけ]

どの作品もリアルで今日本のどこかで起きていそうな出来事たち。苦くて甘くて柔らかい、そんな誰かの時間が描かれている。 登場人物たちのどこかに自分を重ねて、胸がぎゅっとつかまれる。 今はまだ名前はないけどすぐ近くに未来があるふたり。 名前をつけたくないのに、自分たちはそれでいいのに、まわりに名前をつけることを求められてしまうふたり。 ときめきも切なさも詰まっています。 忘れたくないあの日・あの時間を取り出すことができる短編集。これは私の人生のなかで特別な一冊です。

2025/04/07

[snowflake]

「好きな飲み物の思い出が、悲しくなったら嫌じゃん？」

2025/07/18