内容説明
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資本主義の進展にあわせて成立した福祉国家は、20世紀の戦後リベラリズムという特異な状況下で、国家による生活保障という理念を社会にひろく浸透させた。だが、経済成長の鈍化による財源確保の問題、少子化の問題、世代間格差の問題などの深刻化によって、この理念は現在、空中崩壊しつつある。生活保障とは何か。生活保障は誰が誰に対してどのように行うべきものなのか。税制度を通じた世代間格差の是正は可能なのか。21世紀には、生活保障のあり方を理念的・制度的に再検討する必要性が高まってゆく。
目次
第1章 アナーキズムと社会保障――相互扶助の(複数の)可能性
第2章 ベーシックインカム(基本所得)への批判的入門
第3章 社会保障制度で世代間格差を乗り越える
第4章 人権を保障する公正な世界をつくるには――「ビジネスと人権」と私たちの力から
責任編者解題
引用・参照文献
責任編者・執筆者紹介
索引




