私とスパイの物語

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私とスパイの物語

  • 著者名:孫崎享【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ワニブックス(2025/01発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784847075155

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内容説明

元駐イラン大使・元国際情報局局長 孫崎享。
元外務省・情報機関のトップが書き残す、世界の諜報活動の実態と自伝的回想録! 
日本で最もスパイと接触、交流した人物が描き出す圧倒的迫力で迫るスパイ・ノンフィクション

■フィクションであるはずのスパイ小説・映画にあるリアルな真実とは
■MI6、CIA、モサド、KGB、世界の主要な諜報機関の実態を網羅


序章 スパイについて考える
第一章 英国陸軍学校とロンドン大学スラブ語、スラブ研究学部(1965年―1968年)
第二章 モスクワ大学時代(1968年―1969年)
第三章 モスクワ大使館時代(1969年―1971年)
第四章 調査企画部分析課(1971年―1974年)
第五章 ロンドンに勤務(1976年―1978年)
第六章 再度モスクワ(1978年―1980年)
第七章 分析課長時代(1983年―1985年)
第八章 在イラク大使館勤務(1986年―1989年)
第九章 在カナダ大使館勤務時代(1989年-1991年)と国際情報局長時代(1997年―1999年)
第十章 駐イラン大使時代(1999年―2001年)
第十一章 退官後(2009年以降)


【著者プロフィール】
孫崎享(まごさき・うける)
1943年、旧満州生まれ。
東京大学法学部を中退後、 外務省に入省。
英国、ソ連、イラク、カナダに駐在。
駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学校教授。この間公共政策学科長、人文社会学群長を歴任。
現在、東アジア共同体研究所所長。
主な著書に、『戦後史の正体』(22万部のベストセラー。創元社)、『日本外交現場からの証言』(山本七平賞受賞。中央公論新社)、『日米同盟の正体』(講談社)、『日米開戦の正体』『朝鮮戦争の正体』(ともに祥伝社)、『アメリカに潰された政治家たち』(河出書房新社)、『平和を創る道の探求』(かもがわ出版)など多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jun Masuno

3
元外交官 孫崎さんの回顧録を読む 自身は諜報活動には携わらずだが、今振り返ると当時お付き合いした方々の中でスパイと思われる方がいて、様々なスパイものの創作物と比較しながら振り返るお話し つくづく日本は平和な反面、国際的なプレゼンスが落ち込んでいく模様が描かれています2025/05/08

oko1977

3
- 知が権力者に抑えつけられたときその社会は崩壊する。 - 酒、女、情報には過度に関心をもたないこと、相手の体制を過度に批判しない。 重光葵が突っぱねなければ日本は英語が公用語にされていた。 プロフェッショナルファウル 道徳的に許されないことはあるが、主義のためにちょっとした悪事は許される。2025/02/04

koba23

2
本書を読むと世の中の怪しい出来事は皆スパイのせいのような気がしてくるが、実際当たっていることも多いのでは?陰謀論を鵜呑みにするのも問題だが、頭から否定するのも思考が停止しているような気がする。安倍暗殺に関してはこれからもウオッチしておこうと思った。2025/04/13

みんな本や雑誌が大好き!?

1
共産圏に赴任していた時には、女中など雇われるロシア人はみな「スパイ」。あるとき、日本から大使館にあるソ連の盗聴器を摘発する専門家を呼んだことがあったそうです。するとKGBが怒ったのか、その専門家が公使公邸で一休みしてロシア人女中が出したお茶を飲んだところ、急に激しい体調不良に襲われ、ソ連の病院に行くのも危険だからとフィンランドのヘルシンキまで行き、東京に戻ったそうです。ロシア人女中は、それ以降、大使館には来なくなったとのこと。 いまも中国では似たような悪行が起こっているのではないでしょうか。2025/04/26

痛飲

0
様々な有名人が実はスパイであったことに驚いた。日本でもスパイ防止法を制定すべきだと改めて感じた。2025/07/27

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