- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
戦略コンサルタントの多くは、論点思考や仮説思考、デザイン思考など、優れた思考法をマスターして自らの知性を高めつつ、業界や特定分野の専門性を極め、情報技術や生成AIをも使いこなす「世界最強・最先端」の知的エリートを自任していることでしょう。
しかし、トップ5%の一流は、そうした方法論や専門性、情報技術だけでは及ばない領域にいます。彼らはしばしば、他のコンサルタントが思いもよらなかった視点から真の課題を浮かび上がらせたり、誰も気づかなかった盲点を一瞬で指摘したり、ブレイクスルーやゲームチェンジの切り口を見出したりします。なぜ、そんなことができるのか?
本書では、ボストンコンサルティンググループ出身の戦略コンサルタントである著者が30年以上積み上げてきた知恵や経験をもとに、優れた問題解決や創造的なアイデアの導出に不可欠なマインドセット、ものの見方、考え方などをまとめました。企業経営や事業戦略の立案に携わる方はもちろん、すべてのビジネスパーソンにとって必読の一冊です。
【内容構成】
序 章 戦略コンサルのトップ5%は何が違うのか
第1章 ブレイクスルーアイデアを生み出すための「思考態度」
第2章 「思考枠」を広げて常識や定石の壁を突破する
第3章 トップ5%が駆使する「戦略思考三種の神器」
第4章 世界を一変させるインサイトに導く「コンセプト思考」
第5章 本質へと一気にたどり着く「インサイトドリブン」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨムヒト
8
残念だが、業界の限界であろう、GPTによる蹂躙に備えろ。残された道はリスクテイクのみ。2025/05/01
一休
3
良書。著者の頭の中にあるコンサルタントとしての考え方の方法論が丁寧に説明されている。概念的な内容も噛み砕いてあり、とてもわかりやすい。まさに一つの上質な報告書を読んでいるような感覚になる。時間をおいて、また、折に触れて再読したい。2025/02/08
しゅー
2
★★★イキったタイトルの本って、本来なら食指が動かんのよね。でも本山祐輔さんが絶賛していたので読んでみたら良書だった。副題(?)の「INSIGHT DRIVEN」のほうが内容を良く表していると思う。思考のOSとしての思考態度・思考枠、思考のミドルウェアとしての戦略思考、そして思考のアプリ基盤であるコンセプト思考。最近は普通の会社員でもイシューだ仮説だと喧しいけれど、本当のコンサルの頭の使い方はそんな断片的なものじゃないし、情報の整理ではなくて新しいインサイトを生み出していくものだよと言うのを教えてくれる。2025/04/30
そぉ
2
☆5 思考法と思考枠がキーワード。トップ層のコンサルタントは、どうしてそんなこと閃くのだろう?と思っていたが、その閃きが生まれるに至る思考過程やスタンスが具体的に記載されており、非常に参考になった。内容が濃く全てを日々の実践に活かせるわけではないが、今日から意識することは以下の2つ。 ・思考の前提を疑う ・思考の切り口をユニークに変えるために、問題を原因と結果、具体と抽象の二軸に動かしてみる。2025/04/04
Kensuke Watanabe
2
戦略コンサルになる前にブログなど拝見しており、タイトルからその差は確かにありそうと読んでみた次第。 言わんとすることはわかるようでいながら、自分で使えるようには咀嚼しきれてない。また読みます。2025/03/13
-
- 電子書籍
- GO OUT 2019年7月号 Vol…
-
- 電子書籍
- 思い出すだけで心がじんわり温まる50の…