ニッポン怪物件

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ニッポン怪物件

  • 著者名:栗原亨
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 二見書房(2025/02発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576240312

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内容説明

廃墟の中は怪異で満たされていた――
妄執、狂気、怨念たちこめる廃墟物件怪異譚28篇

殺人事件現場となった豪邸やカオスな私設テーマパーク、廃寺、宗教施設など……。
心霊よりも恐ろしいリアルで生々しい恐怖体験が味わえる廃墟物件譚。

打ち捨てられた物件から立ち上る、かつて棲んでいた住人たちの妄執や狂気、悲哀、そしてすさまじいまでの不気味さ――著者は五感をフルに使って丹念にそれらを炙り出していく。
そして明らかにされる、心霊現象より生々しい現実とは――。

《目次》
はじめに――ある廃墟の怪異譚
 M野邸――廃墟に見る葬儀の痕跡
まえがき
廃墟探索にあたって
一、惨物件
二、幽物件
三、呪物件
四,怪物件
五,哀物件
 コラム1――廃墟はなぜ心霊スポットとなるのか?
 コラム2――心霊廃墟

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

43
新刊。廃墟探検家の著者が訪れた、日本の様々な廃墟が写真付きで掲載されています。なんだか読むだけでドッと疲れてしまったー…現地に行ったらどこまで疲労するのか。樹海の探検家でもあるということで、村田らむさんなどの著作によく登場する『死体を育てるK氏』ってこの人のこと!?かと思ったら、どうやら違ったようです^^;同時期に発売された樹海怪談は、店頭でパラッと見たけど怖すぎて手が出せませんでした…2024/06/15

フロッグ

12
ベテランの廃墟愛好家が紹介する怪物件。安易に廃墟侵入する素人さんたちへの警鐘を鳴らす意味もあるらしい。写真が不気味で物哀しい雰囲気。真剣に読んでしまった。2024/06/13

あられ

11
読み始めて、コワくてコワくて、一旦、保留にして、読み終えた。写真が半分以上占めているが、これがコワいコワい。著者は心霊現象に否定的だそうですが、そうとしか思えない写真が。。。摩耶観光ホテルでは、警備システムをスルーしちゃうし。。。←ここのみ、行ってみたい気がするが、やっぱりコワい。人間だけがすっぽり抜け落ちたような廃屋、コワい。初読みの著者さんですが、あまりにコワかったので封印したい。樹海なんて、もっとコワそう。と言いつつ、ちょっと気になる? 文字をもうちょっと大きくしてほしかった。←老眼の敵(笑)2024/07/27

tomomo

10
図書館本 写真も沢山⁡ 本物の心霊動画、と色んな番組で取り上げられた、病院の窓から入る少女の姿も載ってる⁡作品 ⁡ 骨壷や仏壇、生活してる状態そのままに廃墟になってるおウチってどんな事情があったのか ⁡ こんなにホラーっぽい各章のタイトルなのに、著者の栗原さんは『心霊』の存在は信じていないとのこと⁡ ただそこに、『念』のようななにか未知のエネルギーが残留しているーーってそれも怖い ⁡ 心霊っぽい作品なのに、それをすごく否定されてる不思議な1冊2024/08/04

そうさん

9
廃墟探検家の著者、純粋に廃墟がお好きなようで、心霊は否定派なのが面白い。え、それ、心霊ではという体験もいくつもされているようなのに。病院の窓から入ってくる女の子、有名な映像だけれども、写真で見ても怖い、怖すぎる!!華麗なる一族など写真まで放置されている家はなにがあったのだろうと思ってしまうが、それについても触れられていた。 I区の豪邸跡については、後日談的なものを聞いたことがあるが、歌舞伎町の廃墟は大丈夫なのだろうか。2024/08/08

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