スターツ出版文庫単行本<br> ひとりぼっちの夜は、君と明日を探しにいく

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スターツ出版文庫単行本
ひとりぼっちの夜は、君と明日を探しにいく

  • 著者名:永良サチ/ゆづあ
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • スターツ出版(2025/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784813792673

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内容説明

触れた人の気持ちがわかるという不思議な力をもった高1の莉津。そのせいで友達とトラブルになってから、いつもひとりぼっちだった。ある日、人気者の詩月に突然「俺の記憶を探して」と言われる。彼は唯一、莉津が感情を読み取れない人間だった。14歳までの記憶を失ったという彼と一緒に、記憶を探すことになった莉津。何の価値もないと思っていた自分を、ひたすら信じてくれる彼と行動するうちに、莉津はだんだん自由になっていく。一方で、記憶の真実に近づくにつれて、彼の悲しい過去が明らかになって・・・?
自分を否定してしまうすべての人がちょっと自分を好きになる感動の青春小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

toshi

10
残留思念を有川浩(今は有川ひろ)の「ヒア・カムズ・ザ・サン」ではじめて知った時は、彼女が考え出したのかと思ってよくこんなこと考えたものだと感心したけれど、その後同じ能力の小説と多く出会って私の中ではすっかりありふれたテーマになった。 でも、残留思念を扱った小説の中でも、この作品はかなり良い方かも・・・。 残留思念の読み取りは物語上都合の良い扱われ方をしていて、ロジカルに考えておかしな点がいっぱい有るけれど、話が面白かったからまぁ良いか。 でも、ちょっと出来過ぎな結末。2023/10/26

色素薄い系

3
面白かったです。残された記憶が断片的だからこそ失くした記憶に何があるのか気になって一気に読んだ。詩月くん自分が過去住んでた場所の手掛かりあるなら記憶探しに一人で行けたのでは?と思うけどここは多分一人だと踏ん切りが付かなかったんだよねと推測。蓋を開ければ毒親だったのは彼の両親の方で、変わろうとしていた矢先にあんな事があったのは可哀想でならないけど莉津の方は話し合いで解決して良かったよ。関わりたくないと思っていた存在がいつしか大切に変わっていく過程も良かったと思うし能力が消えてからの放送室でのやり取りも好き。2023/12/11

Nori

2
両親の不仲により残留思念を読み取れるようになった女子高生と2年前までの記憶がなくなったクラスメイトが一緒に失くした記憶を取り戻す物語。そして、記憶を取り戻す中で女子高生は少しずつ変わっていき、二人の仲も深まっていく。そんな中で取り戻した記憶とは、そして二人の仲はどうなっていくのか。心温まる青春物語。2024/10/12

痛風ニキ

0
ヤバい、おっさんなのにキュンキュンしてしまった!2024/02/28

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