内容説明
養老孟司×久石譲 対談集!
脳科学と音楽が織りなす驚きの世界へ、あなたを誘います!
解剖学者・養老孟司と作曲家・久石譲が、脳と音楽の不思議な関係を紐解く画期的な一冊。
なぜ人は音楽に感動するのか? 映像と音楽のシンクロはどのように起こるのか? 脳科学の視点から音楽の魅力に迫ります。
- 脳と音楽の関係を、わかりやすく解説
- 久石譲の作曲秘話や、養老孟司の斬新な視点が満載
- 音楽の楽しみ方が変わる、新しい知見の数々
音楽ファンはもちろん、脳科学に興味がある方にもおすすめ。この一冊で、あなたの音楽体験が劇的に変わるかもしれません。
今すぐ手に取って、音楽と脳の深遠な世界を探検しませんか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
102
養老先生の本は何冊も読むも、久石譲さんは初めてなので期待したが…。対談では、久石さんが、尊敬する13歳年長の養老先生の前で聞き役や相槌役として従順な姿勢を貫かれていて、ちょっと物足りない。「いい音楽と悪い音楽はどこで分かれるのですか?」と養老先生に訊いてるようじゃ…。すぐに「最近の若い人たちは」とか「日本と違って英国では」という方向に話が傾くのは、長老同士の会話のご愛嬌か…。言葉とは、何でもないものを豊かにしてくれるものなのに、今は世界を痩せさせるために使われているという養老先生の警鐘が心に残る。2025/04/15
もちこ
30
大好きな久石譲さんが、養老先生と何を語るのかに興味があって読んだが、養老先生の知識量に圧倒されっぱなしだった。 二人ともチャーミングで、教養に富んだ内容なのに堅苦しくなくて読みやすい。 「人間の一生は、一つの作品」という言葉が印象的だった。自分にとっての損得で考えるのではなく、何が起きても、何を選択しても、それが自分であり、一つの作品だと胸を張って言えたらかっこいい。2025/04/15
たっきー
13
今はサブスクで音楽を聴く人が多いと思うけれど、あれは音楽ではなくて情報なので感動はない。自分で手間をかけ(CDを買って聴き込んでコンサートに行って、余韻を楽しむ等)、そうするからこそ感動が得られるというのが印象に残った。あと、感覚という部分では視覚は客観的、聴覚の方がダイレクトに脳に届くので、聴いて感動することの方が多いというのもなるほどと。2025/07/09
さちめりー
7
「良い音楽とは?」という音楽家の一生の難題に「長く聞かれるもの、時間が経っても色あせないもの」とあっさり数秒で明快に即答された養老先生。養老先生の対談本は数多く出版されているが、対談相手によって内容の充実度が違う。久石譲さんのお話は先生も楽しまれている様子がよくわかり豊かな対談だった。論理的に作曲する創作家の姿をみられた。不確定性原理と「目(静的・スタティック)と耳(動的・ダイナミック)」との関係の話に、これはこの先新しい常識になる真理なのでは、とワクワクした。「実態」「からだ」を大事に生きていく。2025/05/16
のがまま
6
題名に惹かれて手に取った。 大好きな音楽の話に物理や数学、昆虫の話なども散りばめられ興味深く読み進められた。 さらっと読んでみたが、また、時間を置いてじっくり読みたいし、もっと話を聞いてみたいと思えた一冊。 素敵な出会いとなった。2025/05/09
-
- 電子書籍
- ONE PIECE モノクロ版 72 …