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内容説明
戦後の経済成長が翳りを見せた1980年代,資本主義諸国は新自由主義に舵を切ったが,一連の改革は成果を上げただろうか.サブプライムローンの破綻が恐慌の波を引き起こし,世界的に格差が拡大するなかで,ハーヴェイやピケティらの新自由主義批判が関心を呼んでいる.資本主義の限界を見据え,その先を展望する,新たなる〈経済学批判〉.
目次
序 章 資本主義の限界とオルタナティブ
1 現代世界の多重危機
2 新自由主義と資本主義の限界
3 二一世紀型オルタナティブの模索
第一章 資本主義社会における「人口法則」の再考
1 急速な少子化の進展
2 自然法則としての人口論
3 資本主義的人口法則
4 人口の歴史的動態と少子化問題
第二章 サブプライム世界恐慌を考える
1 経 緯
2 サブプライムローン急膨張とその破綻
3 重層的証券化とその危険
4 影響と政策対応の方向
第三章 ベーシックインカムの思想と理論
1 ベーシックインカムへの関心
2 この構想の二類型の系譜
3 フリーライダーの可能性
4 規模と財源
5 ベーシックインカムとマルクスの思想と理論
第四章 シルヴィオ・ゲゼルと地域通貨の思想と理論
1 シルヴィオ・ゲゼルの思想と理論
2 地域通貨の理念と意義
第五章 ピケティ『二一世紀の資本』を読む
1 格差再拡大の政治経済学――ピケティの話題作
2 補完すべき論点――『資本論』との対比から
3 格差再拡大への対策の選択肢
終 章 新自由主義的資本主義を問う
1 ピケティからサンダース旋風,英EU離脱へ
2 SSA理論による新自由主義的資本主義の総括
3 諸論点の再考
注
参照文献一覧
初出一覧
あとがき




