内容説明
先読みサービス「NetGalley」にて感動の声、続々!
亡き妻が遺したのは、思い出の写真とレシピ。
柔らか白菜の豆乳胡麻スープごはん、野菜たっぷりクラムチャウダーetc
優しい《スープごはん》が父娘と人々を繋ぐ――。
函館を舞台に描かれる、心あたたまるグルメ物語!
♪巻末には作品に登場した《スープごはん》のレシピを収録♪
(あらすじ)
妻を病で失った青柳和佐は3歳の娘・二瑚を連れ、故郷の函館へと戻ってきた。引っ越しの荷解き中、しまい込んでいた妻の形見であるアルバムを開く。そこには妻の手料理と、笑顔でスプーンを握る二瑚の姿が――。偏食がちな娘の為に妻の遺したレシピで料理を作り始める和佐。新たな職場の仲間、疎遠だった母、ぎくしゃくとした関係の義両親……。妻の優しい《スープごはん》が父娘と周囲の人々を繋ぐ、ほっこりグルメ物語!
【著者について】
森崎緩
北海道函館市出身。2010年『懸想する殿下の溜息』(イースト・プレス)でデビュー。2018年『総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか?(受賞時タイトル:ランチからディナーまで六年)』(宝島社)と『隣の席の佐藤さん』(一二三書房)で第6回ネット小説大賞を受賞。他の著書に『マヨナカキッチン収録中!』(双葉社)、『株式会社シェフ工房 企画開発室』(KADOKAWA)などがある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
93
北海道は函館出身作家さんが綴る函館を舞台にしたシングルファーザーの奮闘物語です。小さな娘を遺し、病でこの世を去った若き妻との思いを抱えたまま、函館の地にて色んな意味で再出発した「和佐」。3歳の娘「ニ瑚(ニコ)」との新生活もなかなか前途多難なようです。しかし、勤める職場のメンバーに恵まれ、「ニ瑚」も少しずつ新たな生活に馴染んできてるようで、ちょっとひと安心。テーマはココロもカラダも温まるスープごはんが影の主役でもありますが、やはり人間ドラマの特に親子の関係について書かれてるのは色々と考えさせられますね。2026/05/04
ツン
66
大変だけど、二湖ちゃんがいい子で救われる。お母さんもメロメロになっちゃうんじゃないかな。それにしても、カメラから名前もらうってNIKON?2025/03/04
もちこ
32
妻を病で亡くして、娘の二瑚と二人で暮らす青柳。 残業でお迎えに行けなかったり、自分が風邪をひいて寝込んでしまったり… 子育てにトラブルはつきもの。でも、一人で抱え込む必要はない。 二瑚ちゃんの健気な可愛らしさと、周りの人の優しさと、夫と子どもにたくさんのものを遺して逝った灯里さんの想いと、それを受け取って前に進む決意をした青柳さんの想い。 みんな尊い。 子どもと過ごす「いま」を記録や記憶にしっかり残しておきたいと思った。2025/06/07
よっしー
23
タイトルと温かな雰囲気の表紙絵に惹かれて手に取りました。妻を亡くした夫と娘が、新天地(というか故郷)で心機一転を図るお話でした。悲しみにのまれそうになりながらも、目の前の娘を育てなければと必死に頑張る様子、読みながら頑張れと応援していました。亡き妻が遺したスープごはん、温もりを感じながら味わう素敵な一時でもありますね。巻末にレシピも載ってたので、気になったものを作りたいと思います。でも、個人的にはスープと白米は別々に食べたい派なんです(笑2026/05/12
み
22
さくさくと♪作家さん読み。シングルファザーのお話、周りの方々が良いヒトばかりで、温かい空気で良かったです。2025/08/28




