内容説明
「越境」をテーマとして5人の作家たち(リービ英雄、多和田葉子、アーサー・ビナード、カズオ・イシグロ、村上春樹)を論じた批評集。
「言語=文化=人種=国籍」というイデオロギーを超え出ていく文学作品とはいかなるものか。また、それらはいかにして生まれるのか。母語と外国語とを往還する作品をとおして、「間」や「境」をいかに「見」て、いかに「描写」するのか。その表現、創作の「根源」を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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リービ英雄 日本語で書く米人 山上憶良 渡来人歌人 歴史創る 星条旗の聞こえない部屋 多和田葉子 日独両言語創作 エクソフォニー 母語外執筆 旅は痛い 世界広げる 容疑者の夜行列車 移動主題 献灯使 震災後 脆弱肉体 A・ビナード 日本語との出会い ここは家だ 第五福竜丸 K・イシグロ 日系英作家 初期作 日本 戦争責任 日の名残り 執事 品格 わたしを離さないで クローン 臓器 村上春樹 啓示 出発点 デタッチメント→物語へ 翻訳は文章修行 象の消滅 ねじまき鳥原型 ねじまき鳥 集大成 歴史2025/04/24
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