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内容説明
人生の後半戦における「幸福」の正体とは。
高齢化が進む社会で、シニア層と若者の互いの不理解が生む悲劇はあちこちにある。「昔は俺も」「まだまだ負けない」という意味のないプライドばかりが先にたつ暴走老人に辟易とする若年層が多いのも当然だ。
では、若者に尊敬され、共に社会貢献ができ、生きがいを持って生活していくためには何が必要なのか。
“強み”の心理学をベースに、読者が主人公と同時進行で「本当の品格」について考えていくことになる、これまでにない「体験型」自己啓発本。
主人公は世界企業でキャリアを築いてきた男性。彼が定年間近で得た職場には、鼻持ちならない年下の上司がいた。プライドが傷つき、若い同僚たちに毒づく日々。家に帰れば、言葉も交わさない妻が待っている。次第に怒りをまき散らすことしかできなくなった彼が向かったのは、90歳近い老人が待つ「よろず相談所」だったーー。
「果たせなかった夢」「残された時間」「人生における役割」・・・ふたりの対話が終わるころ、それぞれに大きな変化が訪れる!
人気漫画家ヤマザキマリさんも、「二人の会話を追うだけで、自分の中に滞っていた不純物の気配が消えた。凄い!」と絶賛!
(底本 2016年6月発売作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
19
体力も頭も下り坂、老いることを受け入れることを受け入れることは楽ではない、しかしありのままを受け入れ、ちょっとした幸せを喜べる体質を身につけることこそ大切だと痛感した。2019/05/19
Monsieur M.
6
わたしはまだシニアではないけれど、相手の立場で考える「エンプティ・チェア」や、具体的なアドバイスはせず聞いて質問して気付きを促すコーチングの技法など、多くのものを学んだ。仕事のみならず、プライベートの人間関係にも活かしていきたい。2016/10/03
エドバーグ
5
リーダーの心得を説いたビジネス本だと思いました。2017/05/12
takoing
4
心理学の分野では結構有名な技法が色々出てきます。 ただいかんせん、主人公の文句の内容が共感できるものでなく・・・ 心の声まで書かれちゃうと、息苦しかった~。 新聞の書評で知った本ですが、こういう本を読もう、読んでやってみよう、と思う人はあまり嫌われないのでは?と思ってます。 「他からどう見られているか」とか「どう対応すべきなのか?」悩んで読んでいる訳ですから。 それよりも、外からの刺激・情報を柔軟に吸収しようとしない人の方が心配だな、って思う今日この頃。2016/10/30
φ
4
作中の東条の成長が何だか嬉しかった。老害になる前に読めてよかった。これから日常でいらいらしそうになったり、調子に乗りそうになったりしたら、この本のことを思い出すかもしれない。2017/01/21
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