中経☆コミックス<br> かのこちゃんとマドレーヌ夫人

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中経☆コミックス
かのこちゃんとマドレーヌ夫人

  • ISBN:9784046069696

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内容説明

第143回直木賞候補作品にもなった、一度は読んでおきたい名作がついに漫画化されました!
「拾い猫のモチャ」シリーズの漫画家・にごたろ氏による完全描き下ろし作品になります。

【あらすじ】
かのこちゃんは小学1年生の女の子。
玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。
ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて……。
元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。
誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

12
「そうだ マドレーヌ夫人 ちょっとお願いを聞いてもらえるかしら」アカトラの猫・マドレーヌは外国語(犬語)を理解することから、周りの猫たちに慕われていた。そんなマドレーヌは大雨の日に玄三郎の犬小屋に突如、逃げ込んで来た事が縁で共に暮らすようになった。マドレーヌの名付け親は、小学一年生のかのこで…2010年に刊行された作品が、2025年に漫画化されて驚きました(続く2025/06/07

小梅さん。

11
かのこちゃんも、マドレーヌ夫人も素敵。 オリジナル版を読んだとき、最初、ちょっと設定に戸惑ったけど、2人(?)の関係はとても素敵。 その、お互いを思う気持ちがああいう奇跡を起こしたのかな。温かくて切なくて泣けてしまう。 かのこちゃんとすずちゃんの友情もいいね。 幼いから、大人の事情でいろんなこともあるけど、あの後、再会できても、そういう日がこなくても、あの出会いがあったことは消えないから。 颯爽としたマドレーヌ夫人、会いたいなー。2025/02/01

tanuko

2
小説を読んだ後にこちらも読んだら、泣けたでござる。万城目さんは、まっこと面白い御仁でござる。2025/02/21

らて

2
随分前に出版された原作小説が大好きで、こんなに時が経って漫画で読めるとは𓀤♪小学校にあがったばかりの かのこちゃんの視点から見る世界がとってもキラキラと広がっていって、出会いと別れを経験して成長していく姿が本当に本当に愛おしい❥かのこちゃんと暮らす柴犬の玄三郎と猫のマドレーヌ夫人𓃠の関係性もステキ☺︎2025/01/29

ぐーちょき

1
可愛らしい絵で、何より万城目さんの物語の行間が伝わるコマ割り?が素敵でした。小さな子にも勧められる万城目ワールドを見つけました!2025/04/11

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