内容説明
加齢と折り合いをつけてどう生きるか。92歳の作家が、人生を四つに分けるインドの住期の最後、「遊行期」という平穏な時に身をおいて考える。一方で、長生きは「老い」や「ボケ」も一緒に連れてくる。目・耳・歩行力などへの「養生」の工夫、人生100年を生き切るための明るい「修養」、そして執筆活動の根源を明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
18
☆☆☆☆ 92歳でこれだけ理路整然と書けることが凄い。体の老いと同時に意識や記憶も老いる。老いを否定せず受け入れる養生という考え方。より良いボケを目指してボケとともに生きる。誰かと一緒に食事する。鼻歌を歌う。上目遣いと下に視線を外すのを繰り返す瞼のトレーニング。視力・聴力・咀嚼力・歩行力が大事。蓄積した欲求不満やコンプレックスを一挙に放出しないように普段から解消していく。2025/04/03
funuu
7
また読んでしまった五木寛之さん。 92歳まだまだやる気がマンマン。 80歳後半で70年ぶりに歯医者以外の医者にいく。 五木寛之さんばかりのような人ばかりなら医療費はいらない。医者も不用。 まあスーパー老人の人、 真似は難しいが書いてある「ボケの道」は理解できる、 五木さんに言わせてると「修養」 散歩の習慣化と変化は大事2025/02/08
Go Extreme
2
ボケ・認知機能変化: 認知症 加齢 脳の老化 記憶力低下 判断力鈍化 認知機能の維持 意識のフォーカス 受容: ボケを楽しむ より良いボケかた アンチ・ボケ 老い肯定 ボケ予防: 読書 学び続ける 運動習慣 栄養管理 咀嚼力・歩行力維持 社会的要因: 社会的つながり 共同活動 孤立の防止 ボランティア活動 地域社会 心理的・精神的な健康: 好奇心 刺激 ストレス管理 心の自由 マインドフルネス ポジティブ思考 生活の質向上: 新しい趣味 旅行 ルーチン見直し オープン対話 環境の変化 人生を楽しむ姿勢2025/02/15
Humbaba
1
問題があったときにそれに対応する。それは必要なことではあるが、あまりにも激しく異物を排除することは必ずしも正解とはならない。自分の身体であっても新しいものが生まれることはあり、また、異物を取り入れたからこそ成長できることもある。そのさじ加減は難しいところではあるが、杓子定規に排除して綺麗な状態を保つことばかりが正解とは言えないのは間違いない。2025/04/30
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