朝の通勤電車で、やたらと話しかけてくる女子高生。

著者名：鱒尾鱒尾【原作】/田村拓也【著】

講談社（2025/01発売）

• ISBN：9784065384473

内容説明

「俺は彼女のことは何も知らない。一カ月前から通勤電車の間だけ話をするようになった。それだけの関係だーーー」。
隣に座ったJKが、なぜか毎日話しかけてくる！　俺に興味があるのか？それとも、弄ばれているのか？？通勤タイムがちょと楽しくなる。車内限定ギャルコメディ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[alleine05]

一冊完結。いちおう最後はそれらしくまとまっていた。しかし『月曜日のたわわ』にもアイちゃんとおにいさんという組み合わせがあるけど（最近は全然見かけないけど）やはり女子高生と社会人という組み合わせは世間の目が怖いよな。あとがきを読んで気づいたけど、毎回満員電車じゃないどころか十分席に座れるぐらいの余裕があるだけで女子高生要素抜きでも恵まれてるだろという気が。もっとも席に座ってたら寝過ごしてしまうかもしれないというリスクはあるが。

2025/02/22

[イーダ]

一応これで完結だけど、続きが出てもおかしくない終わり方ですね。この話しかけてくる女の子、ちょっと高木さんっぽく感じるのは、サラリーマンの主人公に気があるようにみえるからかな。

2025/03/27

[まつだ]

ある夏の日の通勤途中に出会ったオッサンと女子高生の他愛もない話。たぶん、熱中症のオッサンの幻覚なんだと思う。会話デッキの面白さと、１巻完結の幻感とが相まって、読み終わると、砂漠に放り出されたような気分になれるのでお勧め。

2025/01/27