ジェンダーで学ぶ社会学〔第4版〕

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ジェンダーで学ぶ社会学〔第4版〕

  • ISBN:9784790717966

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内容説明

男性/女性の二分法を超え、多様性を認めあう社会へ――「育つ」「シューカツする」「ケアする」といった身近なできごとをジェンダーの視点からとらえ、「当たり前」を問いなおす。四半世紀にわたって読み継がれる好評ロングセラーの改訂版。

目次

0 社会学とジェンダー論の視点(伊藤公雄)
1 育 つ――子どもの社会化とジェンダー(藤田由美子)
2 学 ぶ――教育におけるジェンダー平等を考える(木村涼子)
3 語 る――ことばが変える社会(中村桃子)
4 愛する――恋愛からの脱出(牟田和恵)
5 シューカツする――「将来の自分」とジェンダー規範(妹尾麻美)
6 働 く――労働におけるジェンダー格差(大槻奈巳)
7 家族する――変わる現実と制度のはざま(藤田嘉代子)
8 シェアする――共同生活とジェンダー役割(久保田裕之)
9 楽しむ――「推し」とジェンダー(辻 泉)
10 困 る――生活困難に陥るリスク(丸山里美)
11 装 う――ファッションと社会(谷本奈穂)
12 つながる――友人関係とジェンダー(辻 大介)
13 闘 う――戦争・軍隊とフェミニズム(佐藤文香)
14 移動する――交差する関係の中で(髙谷 幸)
15 ケアする――ケアはジェンダーから自由になれるのか?(斎藤真緒)
BOX1 男女という区分にうんざりする勧め(佐倉智美)
BOX2 性的同意はなぜ重要なのか?(高島菜芭)
BOX3 娘役からみる宝塚歌劇の魅力(東 園子)
BOX4 女子マンガが教えてくれること(トミヤマユキコ)
BOX5 メンズリブ(多賀 太)
BOX6 信じる―─宗教とジェンダー秩序(猪瀬優理)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rui

1
今年1月に出た最新の版。 保育・教育分野から恋愛、雇用や貧困、国際問題と、身近な例から様々なジャンルに言及するので、タイトルから想像するよりずっと読みやすかった。 特に後半では、資本主義経済の発展とともに定着した「性別役割分業」が人々の生活のあらゆる場面で支障を来たし始めていることが読み取れる。一方で序章を読めば、それが絶対悪ではなく、社会の円滑な発展のために機能してきた、少し前までは「合理的」な仕組みだったこともわかる。 特に13章以降の、戦争、移民、ケアの社会における位置付けの変革が印象的だった。2025/03/20

Go Extreme

1
ジェンダー: ジェンダーー社会・文化的に形成される概念 社会的期待や役割→個人のアイデンティティに影響 性別不平等: 現状ー教育、職場、家庭、政治などで依然として不平等が存在 データと事例ー給与格差やリーダー職の男女比の偏り 女性の権利とエンパワーメント: 歴史的背景ー20世紀の女性運動の進展 エンパワーメント:教育やリーダーシップスキルの重要性 性的指向と性のアイデンティティ: 多様性の理解ーLGBTQ+の視点・支援の必要性 社会的影響ー性的マイノリティへの差別や偏見の解消 包括的社会の実現を目指す2025/02/07

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