内容説明
いてくれるだけで満たされる―― 猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、猫尽くしのオリジナル・アンソロジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
160
本日猫の日、にゃんこ祭り、😻×😻で四作読みました。まずは第一弾、猫を愛する6名の作家陣(既読2名:荻原 浩&若竹 七海)が全ての猫好きに贈る猫尽くしの温かなアンソロジーでした。 オススメは、荻原 浩「猫は長靴を履かない」&山本 幸久「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項」だにゃあ(=^・^=) https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8101506.html 【読メ😻猫部】2025/02/22
みかん🍊
82
叔父からの遺産で猫を譲り受けた青年、お見合い相手は自分でも猫を飼ってはいるが引いてしまうほどの猫好き、不眠で夜のコインランドリーで時間を過ごす女性が出会った黒猫、取り壊し寸前の古い団地で4階から野良猫に餌をばら撒く老女、55周年の長靴会社では歴代の猫に救われて会社が維持されていた猫尽くしの六編の短編集、若竹さんのは相変わらずのブラックでその後が気になるが他はほっこりする作品、夜のカフェがあれば助かる人も多いだろう、最後の山本さんの猫が助ける会社が一番好きだった。2025/01/21
ふう
80
猫はどんな性格でもいてくれるだけでうれしい存在。うまくいくかどうかはわからないけど、「猫がいてよかった!」と思うことはたくさんありました。そういう意味でとても現実的な話と、そうだったらいいのにと楽しめる話が半々で6話。どの話も登場する人物のキャラクターが独特で、猫に負けない存在感でした。こんな人たちだからうまくいくのでしょうね。若竹氏の作品は続きが気になりますが、タイトル通りうまくいったはず。葛さん、わたしも猫のために長生きしようと思っています。 2025/03/25
きょん
45
6人の作家による猫のアンソロジー。まず表紙がにゃんとも可愛い。究極の猫好き男性が登場する「ツレ猫婚」が面白かった。どれも猫愛に溢れていて改めて猫って癒しの存在だし、読んでいて顔がニヤけてしまう。猫をもふもふしたいなぁ。2025/04/19
坂城 弥生
39
猫好きにはたまらない猫小説短編集でした。2025/02/11