ポプラ文庫<br> 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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ポプラ文庫
猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

  • ISBN:9784591184400

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内容説明

いてくれるだけで満たされる―― 猫を愛する作家陣がすべての猫好きに贈る、猫尽くしのオリジナル・アンソロジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

171
本日猫の日、にゃんこ祭り、😻×😻で四作読みました。まずは第一弾、猫を愛する6名の作家陣(既読2名:荻原 浩&若竹 七海)が全ての猫好きに贈る猫尽くしの温かなアンソロジーでした。 オススメは、荻原 浩「猫は長靴を履かない」&山本 幸久「御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項」だにゃあ(=^・^=) https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8101506.html 【読メ😻猫部】2025/02/22

ふう

90
猫はどんな性格でもいてくれるだけでうれしい存在。うまくいくかどうかはわからないけど、「猫がいてよかった!」と思うことはたくさんありました。そういう意味でとても現実的な話と、そうだったらいいのにと楽しめる話が半々で6話。どの話も登場する人物のキャラクターが独特で、猫に負けない存在感でした。こんな人たちだからうまくいくのでしょうね。若竹氏の作品は続きが気になりますが、タイトル通りうまくいったはず。葛さん、わたしも猫のために長生きしようと思っています。 2025/03/25

みかん🍊

84
叔父からの遺産で猫を譲り受けた青年、お見合い相手は自分でも猫を飼ってはいるが引いてしまうほどの猫好き、不眠で夜のコインランドリーで時間を過ごす女性が出会った黒猫、取り壊し寸前の古い団地で4階から野良猫に餌をばら撒く老女、55周年の長靴会社では歴代の猫に救われて会社が維持されていた猫尽くしの六編の短編集、若竹さんのは相変わらずのブラックでその後が気になるが他はほっこりする作品、夜のカフェがあれば助かる人も多いだろう、最後の山本さんの猫が助ける会社が一番好きだった。2025/01/21

はにこ

83
猫の話は良いねぇ。猫と暮らしていて、これって偶然?意図的になってない?ってことが結構ある。一話目の話みたいにおっさんが猫の中に住んでいるのかなw若竹さん、初読みの作家さんだったが、異色でよかった。一番気に入った6話目、山本さんも初読みだった。猫って一緒に暮らすだけで色んなことを感じさせる不思議な存在だね。2025/05/29

Ikutan

67
猫好きの作家陣による猫尽くしのアンソロジー。可愛い表紙に惹かれて読んでみたけれど、犬派の私でももちろん楽しめた。荻原さんは表紙のスコ座りをするスコティッシュフォールドのわびすけの動画配信のお話。テンポよくサクサク読めてラストにそういうことかと。石田さんは猫好き二人の婚活のお話。黒猫に救われた女性のお話は清水さん。標野さんは高齢女性と猫のじんわり染みるいいお話。不穏な流れにドキドキしたのは団地を舞台にした若竹さん。山本さんは安全靴会社に関わった歴代猫のお話。心温まる素敵なエピソードが〆にぴったりでした。2025/05/23

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