〈城壁のない都市〉の政治哲学──エピクロス主義研究

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〈城壁のない都市〉の政治哲学──エピクロス主義研究

  • 著者名:中金聡【著】
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  • 晃洋書房(2025/01発売)
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  • ISBN:9784771038875

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内容説明

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政治とは無縁の快楽主義者エピクロスが,なぜホッブズ,マルクス,ニーチェのような近代のラディカルな政治思想家たちに多大な影響を及ぼすことになったのか.本書はこの思想史上の謎に挑み,エピクロスの哲学が「誤読」されて政治化する過程をテクストの詳細な分析から明らかにする.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kentaro mori

4
エピクロス-ルクレティウス-モンテーニュ-ガッサンディ-ホッブズ-パスカル-ニーチェ⚫︎死の恐怖に憑かれた人間は、みずからの周囲に堅牢な壁を築けば死という敵の侵入を防ぐことができると錯覚し、ときには永遠の生への憧れが高じて、それ自体が目的であるかのように城壁建造に莫大なエネルギーを投じる。そうして死というまだ見ぬ敵の訪れの待機にこの世の生をついやすことがいかに愚かしい徒労であるか、エピクロスの文章はそれを教えている。いくら神話や宗教が死後、来世、不滅の魂を説いて人間をおのが可死性から遠ざけても、死すべき2025/05/10

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