京屋の女房

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京屋の女房

  • 著者名:梶よう子【編】
  • 価格 ¥1,730(本体¥1,573)
  • 潮出版社(2025/01発売)
  • 梅雨を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/14)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784267024498

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内容説明

山東京伝とふたりの妻、そして江戸出版の黎明期を
賑わせた重鎮たちが躍動する!

2025年大河ドラマの主役で話題の
蔦重が見出した江戸時代のマルチクリエイター
山東京伝が主人公の長編小説!

山東京伝には前妻と後妻、二人の妻がいた。
後妻のゆりは少々浮世離れした夫との暮らしに戸惑い、
「出来た前妻」の影に嫉妬を覚えながらも、
完璧な妻を目指して奮闘していく。

京伝と二人の妻にまつわる感動的な場面や、
スカッとして笑える悪者退治の騒動など、
読み応え満載の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

152
元女郎のゆりが後妻に入った山東京伝の家は、至る所に先妻の思い出が染みついているとは『レベッカ』を思わせる。あまりに京伝と先妻が善良に描かれていて展開が心配になるが、騒々しい江戸の中心が舞台だけに凶悪な秘密など出てくる暇もない。弟の京山をはじめ蔦重に歌麿、馬琴や三馬ら名だたる文化人が京伝を中心に交差し、寛政の改革に翻弄されながら「楽しく生きる江戸」を創り上げようと奮闘する。そんな彼らを助けながら、ゆりも自然と仲間となり懸命に生きる姿が読んでいて楽しい。ある意味、痛快娯楽時代小説の精神を受け継いだ物語だった。2025/06/02

いつでも母さん

145
山東京伝!好い漢だわ。京伝に嫁した吉原出の二人の妻。病で亡くなった出来た前妻・菊に対する後妻・ゆりの葛藤が切ない(生き別れより死に別れが辛いというよね)菊が居たからこその今のゆりなのだ。わかっていても、女心を擽るよね(褒めてます)そして、度々やって来る滝沢馬琴が憎らしい(笑)イヤな奴だからこそ京伝が映えるとも言える。楽しく読めて読後感も良い。2025/01/23

mike

85
山東京伝は2人の妻をもった。先妻はお菊で彼女の亡き後後妻に入ったのがゆり。どちらも吉原の遊女であった。京伝はこの2人の妻をとても大切にし、夫婦仲もよかったという。優しく穏やかで粋で多才な京伝、やっぱえ〜男やな。好き(⁠ ⁠˘⁠ ⁠³⁠˘⁠)⁠♥そして馬琴の偏屈話はもはやテッパンエピソードだね🤣三馬の話は初めて読んだが、一言多いちょっとクセ強めとして描かれていた。2025/03/25

のぶ

85
山東京伝こと京屋伝蔵の2番目の妻となったゆり(元は玉屋の遊女「玉ノ井」)が主人公の物語。先代蔦重の仲介により身請けされ、伝蔵の2番目の妻となったものの、家の中、そして煙草入れ屋<京屋>、周囲の人たちの胸の中には今も亡くなった前妻、菊の姿が残っている。そうした中でゆりは、どうやって京伝の妻という位置を見つけていくのかが語られていく。前妻が余りに評判良く、義父母や周囲の人たちから好かれていたというのは、後妻としては辛いところだと思う。それぞれの人物が上手く色分けされて、面白い作品に仕上がっていた。2025/03/04

ゆみねこ

74
昨年の大河ドラマ・べらぼうを思い出しながら楽しく読了。山東京伝(京屋伝蔵)の二度目の妻「ゆり」は、前妻の菊への複雑な思いや吉原の女郎だったという出自を抱えながら人気戯作者の京伝を支え、家業の煙草入れ屋「京屋」を切り盛りしてゆく。京伝の優しさ、京屋に集まる個性的な面々、なんと言っても強烈なのが馬琴。時代ものだけど読みやすく面白かった。2026/05/07

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