河出文庫 塵よりよみがえり

著者名：レイ・ブラッドベリ【著】/中村融【訳】

河出書房新社（2024/12発売）

• ISBN：9784309468082

内容説明

万聖節前夜、十月屋敷では魔の一族の集会がはじまる！　ミイラ、魔女、翼の生えた男……。巨匠が五十五年をかけて紡いだ、奇妙で切ない物語。新装版。口絵：チャールズ・アダムス「集会」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[スイ]

ブラッドベリが長年書いてきた「一族」の作品をまとめ、書き直しや書き足しをして一冊にまとめたもの。 人間とは異なる種の一族が、次第に居場所を失っていく哀しい物語ではあるのだけど、ウエットになり過ぎず、ユーモアも散りばめてあるために温か。 良い結末だったなぁ。

2025/10/22

[SOLVEIG]

むかしむかしブラッドベリを知った頃、この人はＳＦ作家なんだと思ってた。そしていくつか短編集を追いかけた。そのうち脳内には「？」が渦巻くようになり、いつのまにやら「何書く人？」ってなって……今はＳＦよりもホラーファンタジー色強めかなという感覚。かなり想像力を膨らませないと付いて行けないような表現が多くて、読む時のココロの状態によっては全く理解不能に陥ってしまう。しかし、すんなり読める時期に一旦嵌ってしまうと心地好くて……ずっと浸っていたくなる。本作もそんな作品の一つだった――蜘蛛と鼠と猫はどうしたんだろう？

2025/01/21

[80000木]

おもしろいわからんおもしろいわからんの波がある

2024/11/26

[せんじつ]

たのしい〜…。普段使わない脳の部分が喜んでる。ディズニーのアトラクションにあったら絶対面白いだろうな

2024/12/01