内容説明
こんなことになるなんて!
1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。
著者一覧(掲載順)
潮谷 験
真下みこと
須藤古都離
黒澤いづみ
岡崎隼人
砥上裕將
河村拓哉
五十嵐律人
荒木あかね
似鳥 鶏
皆川博子
清志まれ
金子玲介
舞城王太郎
高田崇史
伊吹亜門
背筋
芦沢 央
にゃるら
多崎 礼
柾木政宗
谷絹茉優
夕木春央
最果タヒ
麻耶雄嵩
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星群
89
シリーズ第四弾!毎回、仄暗い一行にぞくりと密かに色めきます。今作のMVPは、髙田崇史さんの『吊るし柿の家』です。この〝柿〟の正体が驚愕ものです。山田浅右衛門が関係してくるといえば解る人もいるかな。あと、金子玲介さんの『恋文』もTHE青春って感じでよきでした。初読み作家さん発掘では、清志まれさんの『靴』が好みの世界観でした。2025/11/20
yutaka
84
「だから捨ててと言ったのに」から始まる、25編のショートショート集。企画自体は面白いと思うが、率直に言えば、期待を超えてくるような作品は少なかった。気に入ったのは、岡崎隼人、金子玲介、谷絹茉優の作品かなぁ。2025/04/13
Ikutan
79
『だから捨ててと言ったのに』から始まるショートショート25編。シリーズ4作目。今回も表紙には黒猫🐈⬛。お馴染みの作家さんから、はじめましての作家さんと色々楽しめるのがこのシリーズの魅力かな。唐突な出だしなので、想像しながら読み進め、オチや仕掛けが分かるとにんまりだけれど、最後まで分からない作品もいくつか。今回は、不穏で後味の悪い作品が多かった。そんな中、金子さんの『恋文』はくすりと笑えて、後味は悪くない。砥上さんの『母の簞笥』も、温かな読後感で心に残った。2025/03/18
itica
73
25人の作家さん競演の、タイトルの一文から始まるショートショート。捨てなかったことで起こる不穏な話、ほっこり系、意味不明?とバラエティーに富んでいる。好きなのは金子玲介さんの「恋文」や麻耶雄嵩さんの「探偵ですから」など後味の良いものかな。 2025/02/02
NADIA
70
「だから捨ててと言ったのに」の一文から始まる25人の作家によるアンソロジー。その後の展開が予想できそうなスタートの一文だが、素直に展開する作品もあれば、しっくりときにくいものもある。ワタシ的には金子玲介さんの『恋文』が優勝だ。「ぷにょぽん」がパワーワードすぎる。皆川さんの作品の「関西人が「ほかす」という言葉を関東人に向けて言うと…」というネタは、小学生時代の教科書にも載っていたことを思い出させてくれた。今更感は感じながらも、懐かしく思った。2025/10/24
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