内容説明
『九十歳。何がめでたい』を超える興奮の書。
◎佐藤愛子さん曰く「人生論を書くつもりはなかったけれど、図らずも人生論になってしまいました」
◎小島慶子さん曰く「佐藤さんが下さった最後のお手紙の一節に、私は不覚にも涙が出ました」
1923年生まれの佐藤さんと1972年生まれの小島さんが交わした空前絶後の往復書簡集。テーマは夫婦のこと、生きること、今の時代、書くこと、話すこと、戦うことなど、実に様々。「理屈の隘路にハマって呻吟している」小島さんの悩みに、時に厳しく時に優しく返事をする佐藤さん。往復書簡だからこその至言、金言が続出する大興奮間違いなしの一冊です。
<夫婦喧嘩の大義は要するに「ウップン晴らし」ですからね。「颱風一過。後は雲ひとつない、ルンルン青い空」が望ましい>(佐藤さん)
<佐藤さんは私の愛が深いとおっしゃいます。そうかもしれませんが、だとしたら愛なんてロクなもんじゃないと思います>(小島さん)
読後感はルンルン青空。元気がわき出ること請け合いです。
本書は、『あなたは酢ダコが好きか嫌いか』を文庫化にあたって改題し、デザインなども一新。単行本から5年、小島さんの「文庫化にあたっての後日談」を新たに収録しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
オパール
8
佐藤愛子さんと小島慶子さんの往復書簡集。こんな本があったのかと意外な感じがしたが、8年ほど前に週刊紙で連載されたものらしい。小島さんが夫婦関係についてけっこう詳しく語っているが、こんなに突き詰めないと気がすまないようでは、さぞしんどいだろうなと感じた。佐藤愛子さんは、言うまでもなくさすが。2026/04/12
chinayo
8
女性誌の連載の文庫版。佐藤愛子と小島慶子の往復書簡なのだが、佐藤愛子の90歳後半とは思えぬ文才と彼女が思う小島さんへの分析が的確でさすが大正生まれは違うなって思ったし、佐藤愛子の魅力をより一層感じた。2025/10/26




