内容説明
アニメ化もされた大人気少年マンガ「超絶テニス燃くん」の熱烈なオタクである女子大生・美影は、訪れた原画展のメッセージコーナーで奇妙な付箋を見つける。池袋のシェアハウス入居者を募るメッセージの条件は、『「ちょテニ」の同人活動をしている人』というものだった。集まったのは、嗜好も性別も年齢もバラバラの4人。BL好きの美影、夢女子のOL・舞、コスプレイヤーの大学生・直輝、神絵師・メシウマ太郎ことヒデは、冬コミで「ちょテニ」合同アンソロジーを出すべく奮闘することに。友達ともただの同居人とも言えない奇妙な関係を通じて、それぞれの人生は少しずつ変化していく。オタクライフに青春を捧げる男女4人の群像劇。
目次
一話 美影
二話 直輝
三話 舞
四話 英博
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
アニメ化もされた大人気少年マンガ『超絶テニス燃くん』の熱烈なタクである大学生の美影。原画展のメッセージコーナーにあった池袋にあるシェアハウスの入居者募集に応募する青春群像劇。入居条件は『ちょテニ』の同人活動をしていること。集まったBL好きの美影、夢女子OLの舞、コスプレイヤー大学生・直輝、神絵師メシウマ太郎ことヒデで同居生活を始め、冬コミで合同アンソロジーを出すことを目指す展開で、それぞれの事情を掘り下げてゆく中で助け合い深まってゆく絆があって、かけがえのない居場所になってゆく結末はなかなか良かったです。2024/12/18
栗山いなり
5
大人気少年漫画が好きな事以外はいろいろとバラバラな男女四人による群像劇。オタク特有の悩みが個人的にグサって刺さる作品だった。奇妙な青春群像劇ってのは間違ってなかったな2025/01/25
あさい
3
面白かったー。とある原作が好きでコミケに参加する、という条件のみが理由のシェアハウスに集まった4人のお話。たとえ同じオタクというカテゴリの人間だとしても、今まで育ってきたバックはそれぞれ違うし、コンテンツを好きな理由も愛し方も違うというのが描かれていて面白かった。夢女子と腐女子がひとつ屋根の下(互いに相手の属性をあまり好いてはいない)が最終的に互いの原稿は見えない場所で一緒に原稿している様子が互いの尊重という意味ですごく良かったっすね。あと地味にリアリティある000uses検索。2025/03/12
punto
3
ある作品のオタクだけが住めるアパートに集う4人の男女の物語。腐女子は知ってたけど夢女子という単語は知らなかった。自分にはオタク属性があると思ってたけどまだまだだな。恋愛小説もいいけど、実際は好きな人がいない人もいるし、他の人から見たら小さい自分からみたらとんでもなく大きい悩みを持っていたりするもの。4人の主人公すべてに少しずつ共感しました。同じ作者の他の作品も読んでみたくなりました。2025/02/17
おかもん
1
同じアニメが好きな者が集まったシェアハウスで繰り広げられる4人の群像劇。泉サリさんの細かい描写と独特なワードチョイスが今回も光ってて、クスっと笑いながらほっこりした。この方の本は頭に情景を思い浮かべながら読むのが楽しい。登場人物の中では直輝がよかった。第1印象の明るい感じとは裏腹に、自分らしくいられる居場所を求めている感じ。抱えているものが個人的に共感した。その他のキャラクターも素敵で、4人の関係性に1つの正解はなくそれぞれの視点で描かれているのがよい。主旨とはズレるが、出てくる食べ物がおいしそう。2024/12/24




