内容説明
次回作に苦戦している小説家の「私」は、新作のネタを探しているうちに、
出版業界に伝わる「禁忌題目」に触れてしまう。
それこそが恐怖の始まりだった……。
第9回カクヨムWeb小説コンテスト ホラー部門大賞 大賞受賞作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
70
次こそは売れる本を出したい新人作家の〈私〉ネタ探しのためにSNSやネットニュースを漁るうちに“ある怪異”の共通点に気付き取り込まれていく・・とあらすじだけだとありがちな展開だが、実際読むと怪異のえげつなさと追い詰められる臨場感が半端ない。次第に苦しくなり「もうやめて」と懇願したくなる感じ。“顔にまつわる怪異”は出版社に伝わる禁忌題目だと知った〈私〉だがタブーを破り突き進んで行った結果、陥る生き地獄。怪異はどこまで伝播するのか?ゾッとさせられるがクセがあるので好みが分かれそうなモキュメンタリーホラー。2025/01/18
さっちゃん
39
第9回 カクヨムWeb小説コンテスト ホラー部門 大賞受賞作。売れない小説家の「私」は、ネタ探しのためにSNSや過去のニュース記事を探るうち、顔に関する怪異に気づく。それをアイデアに小説を書こうとするが出版社に断られてしまい…。/断片的な情報にゾクッとする。ただ、個人的に読み時をミスったのか、だんだん飽きてきてしまった。ごめんなさい。「禁忌題目」が出て来たあたりはワクワクしたんだけどなぁ。最近モキュメンタリーホラーが色々出ている中で、ちょっと突出するモノが感じられなかった。2025/03/22
えあいんていく
19
モキュメンタリーはパズルのピースをいかに多重に組み立てるか(記事/SNS/インタビュー/メール等)、読者の感情をどう誘導するかにかかっていると思う。が、本作は一方通行に進んでいくだけで新しさも怖さもなかった。作者が呪い?に苦悩する描写は、ぶつ切りの言葉がそれらしく羅列されるだけで「生き延びた」で終わる。最後の一行が「あなたの後ろにいるのはなに?」はさすがに。本当にそのままプロットだった。2025/11/25
佐倉
15
ニュース記事や掲示板の書き込み、怪談などを調べるうちに「日常生活に潜む顔の怪異」というアイディアを思いつく小説家の〈私〉。担当からも好感触だったプロットだが、出版社からストップがかかってしまう。納得の行かない私は知り合いの作家Kの伝手を辿って取材を進め、同時にプロットも書き進めていくのだが……『起:みんなおかしくなっていく承:みんなおかしくなっていく転:みんなおかしくなっていく結:みんなおかしくなっていく』水垢離開眼瞑想やカルト団体潜入動画などいかにもありそうなガジェットが怖くてワクワクさせられる。2025/06/23
侑奈
14
ホラーと思いきや精神世界に連れていかれていた。 2025/12/03




