松村邦洋懲りずに「べらぼう」を語る

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍

松村邦洋懲りずに「べらぼう」を語る

  • 著者名:松村邦洋
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • プレジデント社(書籍)(2024/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784833425551

ファイル: /

内容説明

【内容紹介】
2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公は「江戸の出版王」・蔦屋重三郎。
芸能界ナンバーワン歴史ユーチューバー・松村邦洋が、キャスティングから歴史のうんちくまで、大河を200%楽しむためのポイントを語り尽くす大河ドラマ解説本。

喜多川歌麿、東洲斎写楽といったカリスマアーティストたちをプロデュースした江戸時代の版元(出版社)・蔦屋重三郎。老中・田沼意次時代の自由な空気の中で「戯作」や「狂歌本」といったエンタメ本の名作を数々を生み出し、江戸の出版界を大きく盛り上げました。 その後、老中・田沼が失脚し、松平定信が老中首座に就任すると、風紀を正すという大義名分の下、出版界にも言論統制が。「蔦重」こと蔦屋重三郎はそのピンチにあの手この手で立ち向かうのですが・・・・・・。

ところで、蔦重の名前を初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。実は、ボクもあまり詳しく知りませんでした。というわけで、勉強してみたら面白いのなんのって!大河ドラマをお腹いっぱい楽しむためのトリビアを、この一冊に目一杯詰め込みました。

【著者紹介】
[著]松村 邦洋(まつむら・くにひろ)
1967(昭和42)年8月11日生まれ。山口県出身。お笑いタレント。
大学生の頃、バイト先のTV局で片岡鶴太郎に認められ芸能界入りし、斬新な生体模写で一躍有名に。ビートたけし、半沢直樹、“1人アウトレイジ”、阪神・掛布雅之、故野村克也監督など多彩なレパートリーを誇り、バラエティ、ドラマ、ラジオなどで活躍中。筋金入りの阪神タイガースファン。
芸能界きっての歴史通であり、YouTubeで日本史全般を網羅する『松村邦洋のタメにならないチャンネル』を開設。特にNHKの歴代「大河ドラマ」とそれにまつわる知識が豊富。著書に『松村邦洋「鎌倉殿の13人」を語る』『松村邦洋今度は「どうする家康」を語る』『松村邦洋まさかの「光る君へ」を語る』がある。

【目次抜粋】
人物相関図
主な登場人物の生没年グラフ
はじめに

■第1章 大河『べらぼう』はここが面白そう!
豪華キャスティングを深読みする

■第2章 本屋から辣腕プロデューサーへ ~若き日の蔦重~
蔦重の原点は遊郭・吉原
出版プロデューサーとしての才能が開花
エンタメ本出版に進出!
次なる新規ビジネス「狂歌本」

■第3章 「バブル」田沼から「コンプラ」定信へ
実はすごかった?タヌマノミクス”
江戸城内で本当にあった怖~いハナシ
清廉潔白・定信とダークヒーロー・治済

■第4章 逆境に負けてたまるか! 蔦重「必勝」の裏側
手鎖の刑、自殺、財産没収
天才・歌麿とコンビを組む
美人画で世間を魅了する
「写楽」という一大プロジェクト
蔦重が遺したもの

■長めのあとがき
――“Mr.大河ドラマ”西田敏行さんが逝ってしまった・・・・・・
・・・etc

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もちこ

25
大河ドラマ「べらぼう」が始まる前に、この本を書かれているのがすごい。 解説とドラマの筋がほぼ一致していて、とても勉強になった。今までドラマで聞き流していた、知らない単語(細見(さいけん)、黄表紙など)や政治の出来事や勢力図が理解できてスッキリ! この本を読んでからドラマを見ると、解像度が上がった。 今、ドラマは田沼意知が殺されてしまったところ。意次が失脚して、蔦重にとっての苦難の時代をどんな風に描くのか、この本を読んでますます楽しみになってきた。2025/07/29

どぶねずみ

23
NHKラジオ『DJ日本史』を初めて拝聴して以来、著者の歴史の知識の深さに感心している。毎年大河ドラマが理解しがたくなってくると、こうして関連本を漁りだすのだが、「大河ドラマだけで歴史を覚えた」と語る著者の解説は子どもでもわかりやすい。学校の歴史で覚えていた「賄賂の田沼」のイメージは払拭し、息子を失ってしまった田沼に親近感まで覚える。文章は口語調なのでスラスラ読めるのは良い。著者の推測も多いのは根拠はあるのか?と若干心配にもなるが、それが更に読みやすく、容易に歴史に想いを馳せられて良い。2025/06/25

りらこ

17
大河ドラマが始まる前に刊行ということで、切り口が難しいだろうなぁと思いながら読んだ。松村さんが、登場人物や時の幕府について語ってくれる。江戸時代の人になったり、今の松村さんになったり。でもちょっと感覚が古いかも?って思ったり。このさきの蔦重の運命などドラマがどう展開していくのか、とても楽しみだ。2025/05/29

ブラック ミッフィー の チョコちゃん

4
写楽や北斎をプロデュースした男!かあ。 今度の大河ドラマは江戸時代版出版業界お仕事ドラマ とかになるのかな?とか予想しながら読んでた。 2025/01/01

ホリエンテス

2
内容も分かり易く知識豊富。松村邦洋が本当に書いているなら凄いと思うが、実際はどうなのかな。 それにしてもたまに織り込んでくる演者情報なども面白く、大河を見る事前情報としては最適な本だと思う。 毎回続いてくれるといいけど。2025/03/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22318841
  • ご注意事項

最近チェックした商品