ザ・バンド - 来たるべきロック

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ザ・バンド - 来たるべきロック

  • 著者名:池上晴之
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 左右社(2024/12発売)
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  • ISBN:9784865284362

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内容説明

ロック写真家ウイリアム・ヘイムス氏がコンサート「ザ・ラスト・ワルツ」で撮影した幻の写真24点を収載!
歌うボビー・チャールズを正面から撮影したおそらくは世界で唯一の写真を掲載。「King Harvest」のギターソロを弾くロビー・ロバートソン、フィドルを持って歌うリック・ダンコ、アコーディオンを弾くガース・ハドソン、ギターを弾くドクター・ジョン、「Caldonia」を歌うマディ・ウォーターズ、あいさつするビル・グレアム、ワルツを踊る観客、感謝祭のディナーなど、映画では撮影されていないシーンが満載。もちろん、リヴォン・ヘルム、リチャード・マニュエル、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ポール・バターフィールド、ヴァン・モリソン、ロニー・ホーキンス、ニール・ダイアモンドが演奏する姿もバッチリ撮影されています。

目次

I いつの日か、ロックはザ・バンドのものとなるだろう

                                                           
第一章 どうしてぼくは「ザ・バンド」を聴いているのか
自分の趣味を理解することは可能か
音楽は趣味の問題なのか
音楽について語り合うことは可能か
ファン同士で語り合うことは可能か

 
第二章 ザ・バンドは「ロックバンド」なのか
ぼくの「ロック」論争
ザ・バンドは「ロック」なのか
ザ・バンドは「カントリー・ロック」なのか

 
第三章 来たるべきロック『南十字星』
アルバム『ザ・バンド』は「カントリー」ロックだった
『南十字星』が示す「来たるべきロック」
ザ・バンドの音楽の本質
「来たるべきロック」とは何か
「ロック」と「来たるべきロック」の分岐点

 
第四章 ザ・バンドをどう聴くか
音楽をどう聴くか
『南十字星』をどう聴くか
音楽を理解するということ
音楽を聴くということ
ザ・バンドのアルバムをどう聴くか

 
第五章 ザ・バンドを読む
永井荷風の「西洋音楽」事始め
ザ・バンドを「読む」
曖昧さと豊かさが息づいている場所
THE BAND playing THE MUSIC
『南十字星』と「ザ・ラスト・ワルツ」の間にあるアルバム
ロックと詩が交わるところ

 
第六章 ザ・バンドというバンド
コンサート「ザ・ラスト・ワルツ」を観た人
ライヴを聴いていなければ話にならないのか
「なんだ、レコードと同じじゃないか」とミック・ジャガーは言った
ザ・バンドの本当のライヴ演奏を聴くことはできるのか
空白が奏でる音楽
ザ・バンドのヒット曲を歌えますか?
ザ・バンドはカバーバンドだった
ザ・バンドはディランのバックバンドではない
ザ・バンドというバンド

 
第七章 三つの声のクインテット
ポスト・アメリカーナの彼方へ
ロビー・ロバートソン――トロントの三味線ギタリスト
ガース・ハドソン――オンタリオ州ロンドンのマッド・プロフェッサー
リチャード・マニュエル――ストラトフォードのリズム・ピアニスト
リック・ダンコ――シムコーの踊るベーシスト
リヴォン・ヘルム――アーカンソーの元祖歌うドラマー
ザ・バンド――三つの声のクインテット

 
第八章 いつの日か、ロックはザ・バンドのものとなるだろう
映画『ラスト・ワルツ』をどう観るか
共同体としてのザ・バンド
いつの日か、「ロック」はザ・バンドのものとなるだろう
「ハーヴェスト」の祝祭
『ラスト・ワルツ』は終わらない

 
第九章 「ロック」とは何か、「来たるべきロック」とは何か
ザ・バンド的なるもの
日本人は本当にロックを感じ取れているのか
日本語ロック論争の誤解
「backbeat」と「バックビート」
ロックとは何か
再び「来たるべきロック」とは何か

 
 
II もう一度『ラスト・ワルツ』を観るために

 
われわれのアメリカはまだ発見されていない
ミュージカル映画『ラスト・ワルツ』
『ラスト・ワルツ』に至るまで
「ラスト・ワルツ」とは何か
映画『ラスト・ワルツ』のシーン別徹底解説&おすすめのアルバム
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

78
音楽といえばほとんどジャズを聴いてきた。そんな中、ザ・バンドを聴いた時 なんだかいい感じだった。このバンドのことが 気になったので読んでみた。アルバム「南十字星」と映画「ラスト・ワルツ」について書かれていた。ザ・バンドの技巧云々は楽器ができない私には言いようがないが キーボード2名にギター、ベース、ドラム。変わった編成、でも55年くらい前という 古さを感じさせない音に聞こえる。YOUTUBE MUSICに 多くのアルバムを登録。メンバー全員もうこの世にいないが、彼らの歌は英会陰に残ると思う。 2025/05/07

レコスケ

3
初めてザ・バンドを聴いたのは高校一年生の時だった。聴いたアルバムは、すでに名盤として名高い『Music From Big Pink』だった。その時代のザ・バンドは、ルーツ・ロック、カントリー・ロックという位置付けで評価されていた。言い換えれば、激動の60年代後半の社会、ロック・シーンの渦中で、原点回帰を目指した素朴なロック・バンドというのが一般的な捉え方だった。 そうした過去に一般的だった評価を覆す批評の一つとして優れた一冊。2025/02/10

方々亭

3
昨年2023年、ザ・バンドのギタリストでありコンポーザーであったロビー・ロバートソンがなくなった。これで存命のメンバーはキーボーディストのガース・ハドソンだけになってしまった。そんな、過去の一バンドに過ぎなくなってきてるこの時代に、熱いザ・バンド愛に溢れた読み物を読めるのは幸せという他ない。2024/11/27

加藤 勤

2
先日、ザ・バンドのメンバー、ガース・ハドソンさんが亡くなりました。これでザ・バンドのメンバーはすべて鬼籍に入ったということです。とは言え私も、たまたまのご縁でこの本に出合わなければザ・バンドのことは全く知りませんでした。音楽に疎い私でも、今の時代はYouTube を使えば、すぐにザ・バンドの曲を聴くことができます。試しに「Jupiter Hollow」という曲を聞いてみていただけば 感想の全文はhttps://ameblo.jp/bookstama/entry-12883769350.html2025/01/25

淺野 昌規

2
In Memory of Fukuda Kazuya (【追記】278ページから)2024/12/12

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