江戸遊民の擾乱 転換期日本の民衆文化と権力

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江戸遊民の擾乱 転換期日本の民衆文化と権力

  • 著者名:平野克弥【著】/本橋哲也【訳】
  • 価格 ¥5,060(本体¥4,600)
  • 岩波書店(2024/12発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 1,380pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000223119

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内容説明

大都市江戸で花開いた多彩な民衆文化を,徳川幕府は躍起になって統制しようと試み続けた.それはなぜなのか.為政者たちが恐れた「跳梁する身体」をめぐる政治的・文化的せめぎあいの様相を,歌舞伎・浄瑠璃・戯作・浮世絵・見世物などの具体的事例に即して,文化史研究をふまえた視角から鮮やかに読み解く.江戸から明治にいたる近代転換期の歴史像への斬新なアプローチ.

目次

日本語版によせて
序章
第1章 包摂の戦略とそのアポリア
はじめに
1 徳川幕府のイデオロギー――新たな社会秩序のなかで身体を構想する
2 都市の空間と異種混合
3 初期徳川時代における権力の両義性と意図せざる歴史的展開
4 アノマリーなるものたち
5 感性の構造――浮世と中間的存在
おわりに
第2章 後期徳川文化におけるパロディと歴史
はじめに
1 貨幣、パロディ、新しい社会空間の生産
2 テクストと批評
3 パロディと表象空間
4 変革行為としての遊び
5 相対主義とフェティシズムとしてのパロディ
おわりに
第3章 コミック・リアリズム――転倒の戦略
はじめに
1 パロディの一形式としての滑稽あるいはコミック・リアリズム
2 転倒というテクネー――うがち、嘲り、あるいは辛辣な告発
3 うがちを演じる身体
4 江戸民衆文化における笑いとその象徴的意味
おわりに――コミック・リアリズムの能力とその意義
第4章 グロテスク・リアリズム――カオスの戦略
はじめに
1 「異様」「奇怪」あるいはグロテスクという概念
2 人間性の新たなビジョン
3 グロテスクなものの場所
4 カオス世界の表象
おわりに――グロテスク・リアリズムの潜在力とその意義
第5章 近代化する日本と身体の変容
はじめに
1 新しい身体政治
2 身体としての「風俗」
3 権力の新形態、新たな主体
おわりに
補章――歴史的叙述と本書の理論的視座

訳者あとがき(本橋哲也)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

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10
こんな本で近世思想史に入門してしまった現代思想好きサヨクもどきたちはすぐさま日野龍夫「“謀反人”荻生徂徠」や花田清輝「刺青談義」、同「ほうずき屋敷」、同「赤ん坊屋敷」などを読むとよい。本書が提示する「コミック・リアリズム」と「グロテスク・リアリズム」の整理は有用かもしれないが、クソな現実があるとして、なぜ革命が必要なのかを示さず、革命の後の政治について何も書かないサヨクの本は、戦国期以降の統治についてたとえクソでもちゃんと示していた「徳川イデオロギー」以下だろう。税抜4600円だぞこれ、しっかりしてくれ!2024/12/02

Go Extreme

1
包摂の戦略とそのアポリア: 徳川幕府のイデオロギー 都市の空間と異種混合 初期徳川時代における権力の両義性と意図せざる歴史的展開 アノマリーなるものたち 感性の構造―浮世と中間的存在 後期徳川文化におけるパロディと歴史: 貨幣、パロディ、新しい社会空間の生産 テクストと批評 パロディと表象空間 変革行為としての遊び 相対主義とフェティシズム コミック・リアリズム―転倒の戦略 グロテスク・リアリズム―カオスの戦略 近代化する日本と身体の変容: 新しい身体政治 身体としての「風俗」 権力の新形態、新たな主体2021/10/11

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