イーサリアム創世記

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イーサリアム創世記

  • 著者名:ローラ・シン【著】/中山宥【訳】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 筑摩書房(2024/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480837288

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内容説明

暗号通貨はその短い歴史の中で急激な高騰と暴落を繰り返しながらも、やがて時価総額は2兆ドルを超えるに至った。ヴィタリック・ブテリンと彼の創造物――イーサリアムがなければ、暗号通貨の成長は不可能に近かっただろう。本書は、イーサリアムの誕生から、内部抗争、ハッキング事件、ICOバブルまで、暗号通貨革命の舞台裏を描いたノンフィクションである。イーサリアムの共同設立者として名を連ねた8名全員を含んだ数多くの関係者への200回を超えるインタビューのほか、SNS投稿やEメール、オンライン資料、チャットログに至るまで膨大な量の資料をもとに、生々しく描き出す。

目次

本書について/人名リスト/はじめに/第1章 早熟な才能 一九九四年から二〇一四年一月二〇日まで/第2章 私欲か、利他主義か? 二〇一四年一月二〇日から二〇一四年六月三日まで/第3章 イーサリアム発進 二〇一四年六月三日から二〇一五年七月三〇日まで/第4章 あらたな取締役会 二〇一五年二月から二〇一五年一一月下旬まで/第5章 TheDAO創設 二〇一五年一二月から二〇一六年六月一七日まで/第6章 盗まれた大金 二〇一六年六月一七日から二〇一六年六月二一日まで/第7章 ハードフォークか、ソフトフォークか? 二〇一六年六月二一日から二〇一六年七月二四日まで/第8章 最大の危機の結末 二〇一六年七月二四日から二〇一六年一〇月二六日まで/第9章 恐怖、不確実性、疑念 二〇一六年九月一三日から二〇一六年秋まで/第10章 マイイーサウォレット 二〇一六年秋から二〇一七年七月一九日まで/第11章 「ミンは去るべし」 二〇一七年七月一九日から二〇一七年一一月四日まで/第12章 バブル、仮想猫、追放 二〇一七年一一月四日から二〇一八年一月二〇日/エピローグ/ペーパーバック版あとがき/謝辞/年表/用語集/註について

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

2
創設と信頼性: オープンな運営重視 アンソニーが公のリーダーシップ提唱 内部対立: ギャビン他メンバーとの関係課題 アミールは参加に疑念 予算と資金繰り: ビットコイン売却・資金調達→期待外れ 給与の低さ・非営利運営理解 TheDAO設立: 世界初の分散型ベンチャーファンド SEC・トークンを証券とみなす ハードフォーク: 資金保護→ハードフォーク決定 コミュニティ内で賛否分かれる 資金流出ーRHG・合法性と倫理が議論に 市場の混乱: FTXハッキング→SEC規制強化 分散型金融の重要性再確認2025/02/06

2000all

1
仮想通貨業界に興味があるので読んでみた。イーサリアムの技術には深くは触れず、組織のいざこざがメインの話だったが、かなりリアルに描写されてたし、ずっと誰かがギスギスしてるのが特徴的だった。THE DAOの話は面白かったので、ネットで解説記事を読みながら再読したい。2025/02/19

清角克由

0
僕が暗号資産に興味を持ちイーサリアムを初めて買ったのは2017年。この本の終盤の時期にあたる。もう少し技術的な話のなるかと思いきや、人間関係しかも結構ドロドロ😅なものに終始する様が面白い。技術者は技術には強いがその他に弱く、天才であってもそれは変わらない。新しい技術だからこそ組織を作る力は大事だと再認識2025/05/16

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