内容説明
子どもが性暴力に遭う“場面”は身近に潜む。その実態に迫り、大きな反響を呼んだ朝日新聞連載「子どもへの性暴力」の書籍化。家族や教師による性暴力、痴漢や盗撮、JKビジネス、男児の被害、デートDV──、被害者たちが語ったこととは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
64
朝日新聞に連載されていた特集記事をまとめた作品です。とても読み応えがあり、とても苦しい気持ちになりました。ここで取り上げられているのは氷山の一角でしかないとうことです。家庭で、学校で、様々な場所で悪が潜んでいる現実に、驚きました。見て見ぬふりをしてきた現実が、どれだけの苦しみを生んでしまったのか。とても気が重いものになりました。2025/04/23
とよぽん
53
知らないことは、その人にとって存在しないことと同じ。まさに、この本にまとめられた「子どもへの性暴力」の事実は、意識して目を向けなければなかなか一般の人々には認知されない。だからこそ、新聞連載、書籍発行という形で世に出された意義は大きいと思う。特に、障がいを持つ子どもへの性暴力に憤りを感じた。本人はもとより、保護者の傷つき、人間不信、怒りは想像を超えるほどのものだと思う。しかも、加害者は顔見知りの場合が結構多い。卑怯この上ない。弱い人、なかなか声を上げられない人、幼い人、皆が安心して生活できる社会を!2025/04/12
たまきら
45
新刊コーナーより。膨大なケースが掲載されており、ただただ呆然としてしまった。個人差はあれど、性暴力を受けた子どもたちが大人になって(なることを拒否した人もいる)どうその傷と向き合っているかは信じられないぐらいに通っている。自分のものである体を、他人が一時的な欲求のためにおもちゃのように利用したことを、忘れられる人は一人もいない。新聞社らしいおさえた表現だが、怒りと、変えていきたいという強い気持ちはにじみ出てくる。一読の価値がある本だが、かなり精神的に消耗した。これから読む方にはその点ご留意いただきたい。2025/02/11
わむう
24
性被害は自尊心をボロボロにされる。この本は被害者の辛い体験だけではなく、なぜ屈折した加害者になってしまったのか、性被害全体のことを皆んなが考えようと社会に訴えていると思いました。2025/08/03
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
21
連載中も読んでたけど、まとめて読むとキツいです。これを読んで読者が獲得すべきことは、性暴力には何種類かあって、性暴力とは認識されにくいものもあるということ。それが暴力であるとしっかりと認識することと思わされました。本書が具体性を重視したのは「いたずら」「わいせつ」という曖昧な表現では何がおきたか、何をされたかが見えにくいから。加害者側には自分が悪いことをしたという認識もないことでしょう。自分と同じ目にあった人のために、自分と同じ目に合う人がこれ以上出ないために、自身の辛い体験を語ってくださった方々の想い↓2025/10/24
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