内容説明
「まだこんなくだらん本読んでいたのか。捨てろと言っただろ」
ベッドで寝転んでいた僕から本を取り上げた父さんの顔は今でも忘れない。結局、何度謝っても本は返してもらえなかった。
「カートスの最新刊今日発売らしいぞ。帰りに買いに行こうぜ」
「今度はどんな話が載っているんだろうなぁ~」
数年前、ネットにカートスと名乗る謎の男から不思議な話を聞いたと語る体験談が現れた。以来“カートスから奇妙な物語を聞いたという人々”が次々と現れ、彼の名は瞬く間に広まった。
今から紹介するのは、彼が話してくれた奇怪な物語たちである。



