やなせたかしメルヘン図書館 すぎのきとのぎく

著者名：やなせたかし

フレーベル館（2024/12発売）

• ISBN：9784577041895

内容説明

大きな杉の木と、根元に寄り添って咲く野菊。ある嵐の日、杉の木は雷に打たれ、倒れる。悲しみに暮れる野菊に声をかけたのは…。やなせたかし初期の名作絵本が40年の時を経て待望の復刊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やすらぎ]

メルヘンの世界へようこそ。瞳がキラキラして、ときめいて、にこにこして、るんるんして、見つめあえる日を楽しみにして。背の高いすぎのきと、小さくておしとやか、清爽が花言葉ののぎくの恋の物語。すべてが温かくて、触れているととても落ちついて、こんな気持ちは初めて。私よりずっと大きいから、感じることしかできないけれど。嵐のように辛いことも悲しいことも起きるけど、いつまでもここにいたい。ひとりぼっちになんてなりたくない。また会いたい。忘れないから。叶っても叶わなくても、好きの気持ちを素直に伝えられるって素敵なことね。

2023/12/08

[パフちゃん＠かのん変更]

やなせたかしさん、去年亡くなられましたよね。その後出版された絵本。「やさしいライオン」を思い出しました。やさしく温かいお話で涙が出ます。

2014/08/31

[チュンセ]

やなせたかしさんの優しいタッチの絵と言葉～♡読み終わってほっこりな心でした。

2015/08/16

[ヒラ[e-mail]]

やなせたかし展で読みました。

2024/07/14

[ほのぼの]

やさしい気持ちになれる愛情物語。

2014/06/06