内容説明
英語で話す、メールを書く、会議で議論する……。
自分の考えを英語で伝えたい、「使うため」の英語を学びたい!
そんな人々に本書は、ELF=「世界の共通語(リンガ・フランカ)としての英語」への発想転換を提案する。
世界の実践知を取り入れ、自分のニーズに合わせて、効果的に学び、使えるようになる方法だ。
発音やリスニングからテクノロジーの活用まで、「知っている英語」を「使える英語」に変えるための具体的な英語勉強法を紹介する。
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Contents
はじめに
序章 ELFを概観する
第1章 ELFユーザーとして、ELF発想を考える
1.1 ELFの現場とELFユーザーたち
1.2 ELFの現場の5つの特徴
1.3 ELF発想の英語力をつける5つの「作戦」
第2章 音に浸る―英語の学び方 1
2.1 伝わる発音
2.2 リスニング力を磨く
第3章 自分のニーズから学ぶ―英語の学び方 2
3.1 スピーキング―自分の必要を言えるようになる
3.2 語彙を必要順で集中して磨く
第4章 「相手に伝わる」を考える―英語の学び方 3
4.1 英語ミーティングへの参加
4.2 伝わるメール
第5章 テクノロジーを活用する―英語の学び方 4
5.1 英語のリーディング力
5.2 AIと学んで、文法力を伸ばす
第6章 その先に―自分に合った英語を目指す
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
37
O図書館。著者の提案4つ。①自分の文化だけで判断しない。②自他の文化差異に配慮。③既知の米英文化でコミュ。④その場の最適な文化を作る(64-5頁)。私の苦手なリスニングは、精聴と多聴のバランスを良く、並行(95頁)。私は実は、聞き流しているだけで、しっかり聴こうとしていないのだろう。。TED EdなどのQRコードも出てくる。こうしたアプリも利用し、なんとか実力を上げていきたい。2025/03/22
ほし
16
世界の英語話者はノンネイティブの方が圧倒的に多く、だからこそ世界の共通語として機能している…このような視点から、英語を学び、使っていくことを提案している一冊。それはつまり自分に合った「使うための英語」を指向するものであり、目的のために実際に役立つことを目指したものとなります。自分も失敗を恐れず、どんどん英語でオープンマインドに会話しようと、大いに励まされました。なんらかの目的を持って英語を学び始める多くの人にお勧めできる一冊です。2025/01/11
マツさん
11
AI技術などを旨く使い、世界の共通語の実践的な勉強方法が紹介されている。2025/03/08
預かりマウス
6
ELF(English as a lingua franca)、共通語としての英語。アメリカやイギリスのネイティブ至上主義ではなく、世界共通語として、ノンネイティブの多様な背景に配慮しつつ、言語として使える・通じることを重視する視点からの英語学習が説かれた書。リスニング教材となる、英語学習者向けのyoutubeチャンネルの紹介など、実用性が高い。ただ英語学習の手法やコツだけではなく、言語学的な議論や著者の見解が普通の文章で多く記されているのが、参考書ではなく新書たる所以であろう。読みやすく、勉強になった。2025/03/02
masshib
4
図書館での返却期限までに読みきれず 議論の英語、メールの英語などビジネスの実用面での使う英語について書かれていた 2025/06/02
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