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内容説明
エグランタイン・ジェブは、19世紀後半のイギリスに生まれた女性です。1919年に、戦争の犠牲となった子どもたちを敵味方なく支援する「セーブ・ザ・チルドレン」という組織を設立しました。現在も世界中の子どもたちを支援するNGО(非政府組織)として活動しています。ジェブは、子どもの権利に関する世界初の公式文書「ジュネーブ子供の権利宣言」を書き、その理念は国連の「子どもの権利条約」の基となっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
41
今年の伝記に選ばれるのにふさわしい女性です。教科書で「子どもの権利宣言」を知っていても、この女性の人生は知りませんでした。子どもにもわかりやすい万人の心に響くこの宣言は、どんなに美しく響く言葉よりもダイレクトにわたしたちに染み入ります。裁判の罰金刑のエピソードも素敵。読みながらガザの子どもたちを思いました。2023/12/05
うー
14
〈学習漫画〉【セーブ・ザ・チルドレン】この組織を設立したのがエグランタイン・ジェブ。上流階級の家庭にうまれた彼女が世の中の役に立ちたいと様々な行動を起こしていく。身体も強くないし決して順風満帆ではないが、それでも歩みを止めずに進み続けた彼女が素晴らしい。2025/08/22
えすてい
14
「セーブ・ザ・チルドレン」の名前だけは聞いたことはある人は少なくないだろう。困難な状況下の子どもを守るNGOであることもうすうすは知ってる人も少なくないだろう。ではこの組織が誰によってどうできたのかは(日本では)全くと言って知られていないだろう。私もこの伝記で初めて知った。19世紀後半のイギリスの豊かな階級で生まれ、大学教育も受けた女性の奮闘記。イギリスは強固な階級社会であり階級によって言葉も文化も所作もアイデンティティも全く異なる。そして第1次世界大戦。その中でエグランタインは一途に信念を突き進むのだ。2024/02/08
lily
13
「私には7歳以下の敵はいない」をスローガンとするNGOセーブ・ザ・チルドレンの創立者エグランタイン・ジェブの伝記。前に読んだメアリー・アニングの時代とほぼ同じ19世紀のイギリス。身分格差激しいイギリスと大戦前の混沌とした国際状況の中で、真っ先に被害に遭う子供に焦点を絞って奮闘する。後の「子どもの権利条約」の下地になっていることも驚き。彼女が政府批判容疑で逮捕された後に、「有罪だが罰金5ポンド」と言い渡し5ポンド寄付する裁判長かっこよすぎるだろ。。こども向けの学習漫画なのに、取り上げる人物がディープでいい。2024/09/05
はなびや
10
日本でも子ども食堂が作られ子どもの貧困が話題になる今、長引く戦争もあり、状況が似ていると感じた。エグランタインの業績について何も知らなかったけれど、読んで良かった。2024/03/08
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