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内容説明
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おつかいの帰り道、かどをまがると、道のまんなかにでんしん柱がたっていた。へんだな、と思ってちかづくと、それはマンホールから首だけ出したきりんだった…。
毎日のなにげない暮らしの中にかくれている「不思議」を人気作家が描く、楽しいナンセンス・ストーリーの傑作。おつかいに行くのが楽しみになりそう!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
17
隣市の読み聞かせ講習会で、導入に講師さんが読んでくださった。1990年に出版され、当時、小学3年生ぐらいの男子に大人気だったそうだ。マンホールからいろいろなものが出てくる意外性。繰り返しの楽しさのあとのフェイント。これは確かにおもしろい! 小学校での読み聞かせにもいいと言われたが、やっぱり小さい本だから、大勢への読み聞かせはちょっと無理があるような……。もっと絵をじっくり見たかったなあ。2014/06/06
みさどん
15
この表紙ではない本。マンホールから顔を出しているのがキリンや河童など多彩。後書きがよくて、いとうひろしさんの地下世界によせる妄想がおもしろい。そこから生まれたナンセンスなお話。気合を入れたらどこかに行けるかもしれないって、そんな馬鹿な。2017/10/30
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
12月予定の2年生のブックトーク授業【テーマ 冬休みに読んでみよう】用に選書。『小学校での読み聞かせガイドブック プランニング遊』で、朝読書のプログラムが参考になったので、記録しておきます。4年生①『マンホールからこんにちは』 『司書と先生がつくる学校図書館』より1年生向け。2019/11/08
遠い日
11
キリンとマンモス、カッパのマンホール幻想譚。いとうさんらしいシュールさで、現実を軽々と凌駕する。たった一度の邂逅が、ぼくの記憶を決定づける。いとうさんのあとがきを読んで、マンホールの世界に思いを馳せる。2015/04/05
ヨシ
9
おつかいの帰り道、マンホールから出てくる色々な動物たち。シュールでナンセンスで楽しくてちょっぴり悲しい、いとうひろしさんの児童書。作者さんの人柄が表れた後書きを忘れずに読んでくださいね。2023/07/21