GitLabに学ぶ パフォーマンスを最大化させるドキュメンテーション技術 数千ページにもわたるハンドブックを活用したテキストコミュ

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GitLabに学ぶ パフォーマンスを最大化させるドキュメンテーション技術 数千ページにもわたるハンドブックを活用したテキストコミュ

  • ISBN:9784798185705

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内容説明

世界最大のリモート組織が実践する徹底したドキュメント化の手法

本書は、世界でも有数のドキュメント作成ノウハウを持っているGitLabを参考にした「ドキュメント作成」や「テキストコミュニケーション」の入門書です。
同社は、世界65カ国に2,000名を超えるメンバーが所属しているグローバルカンパニーです。
世界中のあらゆる場所や価値観、タイムゾーンに存在するメンバーのパフォーマンスを引き出すためには、ドキュメントが鍵であると同社は述べています。
情報が蓄積されたドキュメントが存在することで、必要な情報にいつでも多くの人がアクセスでき、信頼性の高い情報をベースに業務が進められます。
本書では、このような効果的なドキュメントがどうすれば作成できるのか、GitLabのドキュメント作成ノウハウに基づいて解説します。
また、GitLabのドキュメント作成方法はかなり具体的なルールや手法が示されていますが、その背景にある理論や研究についても触れることで、表面的な理解だけでなく根本の思想についても学習し、応用できるように説明します。

GitLabではすべてのチームメンバーがドキュメント作成スキルを身につける

GitLabのドキュメンテーションスキルは「GitLab Handbook」という情報源に誰でもアクセスできるように公開されています。
その中では、次のようなことがうたわれています。
・コントロールできない話題は語らない
・すべては下書きである
・1つの文は1つの論点に絞る
・中学2年生レベルの読者を想定する
・多くの人に向けてメッセージを発信する際には短いメッセージにする
本書では、こうしたルールなどに基づき、GitLabのドキュメント作成やテキストコミュニケーションに関するトレーニングについて日本の文化や背景情報も踏まえて解説しているので、同社のノウハウを日本のチームでも使えるようになります。

【目次】(抜粋)
序章 ドキュメントについて知る
第1部 GitLabのドキュメントを理解する
第1章 世界最先端のリモート組織を支えるドキュメント
第2章 ドキュメントを組織に導入する必要性
第2部 基本となるドキュメント作成スキルを身につける
第4章 ドキュメントの影響範囲と品質
第5章 GitLabのテクニカルライティングトレーニング
第6章 Valueを活用してライティングスキルを向上させる
第3部 シーン別のドキュメント作成に対応する
第9章 ハンドブックのドキュメント作成
第10章 アジェンダの作成

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

8
これは、年明け、いきなり衝撃的な本を読んでしまった。書いてある内容は、ある種あたりまえで、ドキュメントによる統制がグローバルでオープンな組織には効果的だ、という視点で書かれたもの。でもそれは裏を返せば、企業の効率性や持続性にとって有害なのは、人間の不合理性そのもの、と言ってるに等しいのではと。スピードをとるべきか品質をとるべきかのコンフリクトを起こした時の優先順位の考え方なんて、未だに揉めてますからねw。2025/01/08

Sou

2
ドキュメントを活用して業務効率を上げるためのコツを、GitLabの事例を元に以下のような切り口から紹介する本。/ なぜドキュメントが組織にとって重要なのか。ドキュメントがコミュニケーションの問題をどう解決するのか。/ GitLabがどのようにドキュメント文化を浸透させているのか。ドキュメント文化を裏付ける組織の価値観とはどのようなものか。/ 良いドキュメントの要件と作成のコツはなんなのか。2025/06/07

mikan

2
GitLabのドキュメント作成・管理術を紹介した本。一般的なビジネス文書の書き方をGitLab流アレンジで教えてくれる。「常に下書きとする」とか「メンテナーを指定する」などのGitLabらしいルールは面白いが、肝心のビジネス文書ハウツーはありきたりな内容。文書の書き方本は既に名著がいくつもあるため、そちらを読む方がいいと思った。また、個人的に期待していた技術ドキュメントの話は少ない上、エンジニアなら知っているような内容ばかり。帯に短し襷に長しという印象で、役立てにくいなと思った。2025/03/14

ジョン

1
50代が多く、暗黙知で働いてドキュメントを共有しようとしない組織を変えるためのヒントとするべく読んだ。 本書はドキュメンテーションの経験がない人にはハードルが高い内容であると思う(これを読んで!といきなり薦められない)が、ハンドブック作成をまずはチームで着手してみるのがよさそうだ。経営層、マネージャーが暗黙的に思っている「こういうことが重要だ」「こういう行動をして欲しい」を明文化しておくだけで、出口のない議論は減るはずだ。2025/04/21

読書家さん#RnTkKt

1
具体的にどう管理するかまで踏み込んだ記載がある。開発資料をどうまとめるかみたいな簡単なところから手を付けていきたい気持ちになった。2025/02/15

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