みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの?:知識ゼロからの社会課題入門

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みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの?:知識ゼロからの社会課題入門

  • 著者名:安部敏樹【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • ニューズピックス(2024/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784910063300

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内容説明

「知らなかった」で誰かを傷つける、その前に。
タブーなし。きれいごとなし。
マンガと対話形式でするする読めて、まるっとわかる。
日本一社会課題に詳しい東大卒・元「問題児」、8年ぶりの著書。

報道番組MCとしても活躍する、お笑いコンビ「EXIT」推薦!
・「無関係と見ないふりしてきた社会の闇に光を当てる一冊。」(りんたろー。)
・「迷いがちな現代の道案内人。」(兼近大樹)

現場で得られた15年の知見を、「入門編」として7トピックに凝縮。
①子どもの虐待  虐待事件に「悪者」はいない
②発達障害    社会が変われば「誰が障害者か」が変わる
③ホームレス   道で寝ているおじさんたちは、働く気があるのかね?
④選択的夫婦別姓 別姓で「家族の絆が失われる」ってほんと?
⑤ジェンダー   トイレに「異性」がいても受け入れられるか?
⑥外国人労働者 「時給300円人材」がいないとスーパーの食材はもっと高い
⑦物価高     あなたが「何を買ってどう生きるか」が社会をつくる

個別の課題に興味がなくとも、これを読めば、身近な違和感とあらゆる社会課題のつながりが見えてくる。
ネットやニュースではわからない、社会の見方を一新する一冊。
これまでにない「社会課題」入門書。

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SNSを開いたり、テレビの報道番組を観たり、今の世の中を生きていると、何かとずいぶん窮屈だ。
繰り返される炎上や誹謗中傷に、辟易としている人も多いんじゃないだろうか。
でも、批判する側もされる側も、本当にそんな「悪いヤツ」なんだろうか?
みんな、一生懸命やっているように見える。


何を考えているかわからない上司も、家に帰ったらけんかしちゃう家族も、テレビで観る犯罪者も、スナップショットで切り取ったら、いけすかないヤツに見える。

でも相手の置かれている状況を知ったら、「あの人もいろいろあるんだな」と思いを馳せられることもあるだろう。どうしたらそのギャップを埋められるだろうか。

この本を通して、 「誰もが一生懸命やっているのに、お互いに悪者に見えてしまう」、そのメカニズムを理解してもらえるのではないかと思う。

(「はじめに」より、抜粋・編集)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kanki

12
虐待は親だけの問題ではなく、地域コミュニティの衰退も要因の1つ。暇な大人が減っている。福祉は他責、教育は自責。2025/03/05

nabebe

4
ハードル低く社会課題について学べるいい本だと思った。選択的夫婦別姓とか外国人労働者の話などは勉強になった。リスクを取らず再分配だけを「くれくれ」じゃなくて民主主義の当事者として一人一人が主体的である必要というのはその通りすぎる。社会課題はこうしたらすぐに解決するというものではなくてベターをどう選びとるか。そのためには理解と合意が必要だしそのためには関心を持つことが大事。その足掛かりになりそうな本だった。色んなテーマでこういう本があればいいなあ。2025/02/24

Go Extreme

3
社会課題: 努力しても解決しない問題 根本的メカニズムの理解重要 社会課題の多様性: 社会の成熟→問題が複雑化→×共通の解決策 周囲の理解・支援不可欠 他人へ迷惑を避けるプレッシャー→問題深刻化 児童相談所ー家庭・地域の機能低下補う 親支援の拡充必要 子育てー社会全体の責任⇔資源の不足 家制度に基づく現行制度の見直し必要 結婚・相続制度の再考必要 男性優位の社会構造 性的指向・ジェンダーへの理解不足 社会課題解決アプローチー当事者が活躍できる場創出・メディア活用し関心高める 個人の努力だけ<社会全体の連携2025/02/02

syk

2
どの問題も複雑に絡み合っていて、1つ行動を起こせば解決すると言ったような単純なものでは無いから、みんな考える事をやめてしまうのかも。でも誰かが何か行動を起こさないと状況は変わらないし、むしろ更に複雑化していく。私に出来ることって何なんだろう。いつも「できることは何か考えよう」で終わってしまう。まずは本の終盤に書かれていた、消費・視聴・投票・寄付からかな。2025/04/09

けだまこだま

2
虐待やホームレス、夫婦別姓の問題について、表層でなくその背景や関連する問題にまで考えを巡らせている。ホームレスの1割は家族がいない児童養護施設出身者。就職するにも最初の住居費用からハードル。そのレベルでは自己責任とか言ってられない。人は興味がないことには、深掘りせずレッテル貼りで終わってしまう。社会課題に関心を持てるようにツアーやメディア化など尽力されている。採用ページ見てみたけど要件が厳しい。自分もゆとりを作ってこういう活動を支援したい。2025/04/05

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