内容説明
本書は、文科系学部における著者らの長年の研究実践と指導経験を基に、学生・大学院生・研究者にとり、「真に」役立つデータ分析の入門書を目指して解説したものである。全体として数式は最小限にとどめ、数学に必ずしも明るくない読者でも統計学の基盤となる考え方を十分理解できるように心掛けた。扱うトピックは、心理学・社会学の主要な研究パラダイムを広く論じ、読者それぞれに適合する分析技法の習得を目指した。
目次
第1部 統計分析の基礎
第2部 統計的検定
第3部 実験と分散分析
第4部 調査と回帰分析
第5部 因子分析
第6部 統計分析の新展開