小説 ゴルフ人間図鑑 ミステリー編 ゴルフ場には死体がいっぱい

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小説 ゴルフ人間図鑑 ミステリー編 ゴルフ場には死体がいっぱい

  • 著者名:江上剛【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日刊現代(2024/12発売)
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  • ISBN:9784065378748

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内容説明

■平穏な「ゴルフ・シティ」に殺意が芽生えた。執念の刑事・冨田場波(とみたばなみ)警部の事件簿全4話。

埼玉県郊外の流星市(架空)は、豊かな自然を活用した「ゴルフ・シティ」。
ゴルフが市民スポーツとして浸透し、良識ある住民たちがのどかな生活を送っている。
主人公・冨田場波は家庭では「冴えないおじさん」だが、現場に行けば鋭い推理と巧みな話術で犯人を追いつめるベテラン警部。
当番の日にこっそりと、家族で昼食を楽しんでいたその最中、名門「春山ゴルフクラブ」の18番ホールで水死体が発見されたとの一報が入る。
平穏な街と清々しいゴルファーたち。そのベールを剥がすと、見えてきたのは嫉妬・確執・軋轢の渦だった…(第1話 理事長)

市営ゴルフ場の17番ホールのOBゾーンにある雑木林で、プレー中だったとみられる男の刺殺体が発見。背後から心臓に向けて鋭い刃物で刺されたことが直接の死因のようだが、それとは別に左手首をざっくりと切りつけられている。この2つの傷が意味するのは…(第2話 OB)
ほか2編。

「喜劇」、「ショートショート」、「人情劇」などさまざまな手法を駆使して「人間の『善』と『悪』」を描き出した、「小説 ゴルフ人間図鑑」の待望のシリーズ第2弾。
今作は、部下思いの人情に厚い警部を主人公に、さらに切れ味鋭く人間ドラマを描き出す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

143
江上 剛は、新作中心に読んでいる作家です。本書は、小説 ゴルフ人間図鑑第二弾、殺人事件連作短編集でした。ミステリとしては微妙な感じですが、ゴルフを巡る人間模様を楽しむ作品です。オススメは、『理事長』&『ライバル』です。 しかし、こんなにゴルフ場で殺人事件が発生していたら、ゴルフで街興しならず、ゴルフ・ゴースト・シティになってしまいます。 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/3628842024/12/25

えみ

53
緑の絨毯、フェアウェイが浮かぶ美しいゴルフ場…の殺人事件!まさかゴルフを知らない私がゴルフ場を舞台にした小説を読む日が来るなんて、と驚いている。この小説を手に取った自分が一番のミステリかもしれない。ただ、それだけ何故か惹きつけられるものがあった。目に優しいグリーンの表装か、ゴルフ人間図鑑という如何にも特殊人物を輩出していそうな呼び込み書きか。いや、死体がいっぱいのゴルフ場を想像したタイトルに引き寄せられたのだ。連作短編集で、タイトルに偽りなくゴルフ場で死体が次々見つかる。アルバトロス級優秀捜査で一挙解決。2024/12/18

達ちゃん

19
シリーズ2作目。気軽に読めてなかなか面白かったです。サラッとしていていいですね。2025/03/06

igaiga

14
シリーズもの?あまり気にはなりませんでしたが、タイトルからしてもっとバカミスなのかと期待してました(笑) しかし、内容としてはゴルフ場で起こる殺人事件ってことで、なんか「その犯人どこから来たの?」という犯人が多かったです。2025/07/16

てつろう

11
小説 ゴルフ人間図鑑第二弾。ミステリーというよりはゴルフ場での殺人事件。不倫と人間模様。敵対しているからと言ってグリーンに雑草のタネをまくかなぁ~刑事も犯人わかっても自首するまで待つのも信じられない。一日くらいならまだしも三週間も待つはずがない。2025/01/09

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