内容説明
【収録歌人一覧】
青松輝/我妻俊樹/秋月祐一/左沢森/天野慶/阿波野巧也/飯田彩乃/飯田有子/石井僚一/石畑由紀子/伊藤紺/乾遥香/井上法子/上坂あゆ美/魚村晋太郎/牛隆佑/内山晶太/江戸雪/大辻隆弘/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/笠木拓/上篠翔/川野芽生/北辻一展/北山あさひ/絹川柊佳/木下こう/木下龍也/紀野恵/くどうれいん/栗木京子/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小池光/神野優菜/小島なお/小林朗人/佐伯紺/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐原キオ/柴田葵/島楓果/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/竹内亮/竹中優子/立花開/田中槐/谷川電話/谷川由里子/田丸まひる/田宮智美/田村穂隆/俵万智/千種創一/千葉聡/辻聡之/土井礼一郎/堂園昌彦/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井祐/永井亘/中村森/錦見映理子/西村曜/早坂類/橋爪志保/はだし/初谷むい/服部真里子/東直子/平岡直子/藤本玲未/法橋ひらく/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/光森裕樹/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉田隼人/吉田恭大/渡邊新月
(あいうえお順・敬称略、全100名)
目次
雪のうた
著者紹介・出典
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
111
書店で一目惚れ😍さまざまな雪の情景を思い浮かべながら一首一首楽しんだ。シンプルな装丁もたまらなく素敵✨💘東京のひとはしらないだろうけれど雪はときどきひかるよ、青く2025/01/09
けんとまん1007
49
雪。北陸に住む者として、雪の存在は身近なもの。雪にも、いろいろな表情があることを、身をもって感じ取っている。そんな雪の描き方の豊かさに、とてもいい時間を持てた。雪は、厳しくもあり、美しくもあり、優しくもあり、冷たくもあり、温かくもあり、醜くもあり、突き放されることもあれば、守ってくれることもある。そんな雪は、無くてはならないものでもある。2025/03/18
chiaki
25
『海のうた』に続いて。雪を詠むというテーマに、千種創一さん「アラビアに〜」がとてもミスマッチでくすぐられた!郡司和人さん「二階から〜」、雪が降ってきたことを知るそれと、知らないそれはきっと違う。こんな見過ごして(聞き逃して)しまいそうな"音"を詠めるなんて惚れ惚れします。牛隆佑さんの「町の雪は〜」の「もうゆるそうか」にぐっときました。雪の非日常感や特別感は、冷えた心をも緩める…そんな気持ちにさせてしまう不思議な力を持ってる気がしてしまいます。また真冬、寒さの厳しくなる頃再読したい。2025/07/13
練りようかん
13
100人100首のアンソロジー。特に心を掴まれたのは木下こう「鳥の絵のくすり箱からとりだして雪の匂いの目ぐすりをさす」。どんな匂い?いや、意外と似てるかもなど、あとから匂いを探る感覚にしばらくはまった。くすりとぐすりが鳥のかわいさによるクスッと点薬のグスッに思えて仮名遣いも良い。また、漢字と平仮名で形が変わるのがよくわかり、情景をより浮かばせた辻聡之「ふれた途端雪はゆきへと輪郭を失い言葉もたざる水よ」も印象深い。新しい出会いが楽しく、巻末の著者紹介で興味ひかれる歌集が増えありがたい機会となった。2025/01/27
まぁみ
12
海よりも月よりも雪が好みでした。本当に素敵な歌ばかりで、たまらなかった。宝物です!2024/12/11
-
- 電子書籍
- 小春日の誘惑 大川成美写真集 Chap…
-
- 電子書籍
- 水都の麗人 2【分冊】 6巻 ハーレク…
-
- 電子書籍
- 君はジャスミン 角川文庫
-
- 電子書籍
- 虚構推理(1)
-
- 電子書籍
- 親鸞(しんらん) 激動篇(下) 【五木…