東海の中世史3<br> 室町幕府と東海の守護

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東海の中世史3
室町幕府と東海の守護

  • 著者名:杉山一弥【編】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 吉川弘文館(2024/12発売)
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  • ISBN:9784642068932

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内容説明

足利将軍は、京都と鎌倉を結ぶ政治経済の動脈として東海諸国を重視した。東海各国の守護・奉公衆・国人の具体的な動向に加え、荘園や山岳信仰、窯業、自然災害など、室町期東海の地域的な特徴を詳しく取り上げる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

16
狭義の室町時代とも言うべき15世紀がメイン。守護権力が安定した時代かと思いきや、関東での享徳の乱、畿内での応仁の乱の影響を受け、東海地方もエラいことになっている。そしてその混乱から今川は戦国大名への飛躍を掴み、土岐と斯波は自壊の末に下剋上を喰らうのである。また尾張、美濃、三河には幕府奉公衆の領地が多数設定されているのも印象的。守護の力が弱く支配を貫徹出来ない辺りに、松平氏ら新興勢力が出やすい秘訣があったのではないか。時節柄、中世の南海トラフ地震に言及しているのも興味深い。2024/08/28

Ryuji Saito

1
2024年74冊目。2024/10/27

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