石頭なコンピュータの眼を鍛える

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石頭なコンピュータの眼を鍛える

  • ISBN:9784621053782

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内容説明

狙った顔にビシっとピントを合わせてくれるデジカメの顔認識機能。その実現には、大量の画像データを集めた「コーパス」が大事な役目を果たした。 コーパスの充実を背景に、将来、顔だけでなく森羅万象をコンピュータに認識させる「一般物体認識」も可能になるであろう。 本書では、コンピュータやロボットが「今見ているものが何か」を分かるようにする映像理解技術の最先端を紹介。

目次

1.映像理解技術が拓く新しい世界
2.何が映っているかをコンピュータに理解させる
3.人間の経験をコンピュータに伝えるコーパス
4.TRECVIDと世界の映像理解技術研究者たち
5.インタビュー:メディア解析に基づくメディア検索の今後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Riko

0
図書館で借りた2016/06/15

ハンギ

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研究者による画像認識の仕組みを簡単に書いた本。2009年出版。工学系にすすみたい人が読むと面白いかもしれない。2005年にニコンから顔を検出してピントを合わせるデジカメが発売されたが、それはアメリカ製の技術を使っていた事にまず驚いた。日本の技術だと思ってた。顔を検出したり、顔以外のオブジェクトを認識する方法はあらかじめ大量のデータを取っておかないといけないらしい。そのデータと比較して、その写った物が何かを判断するそうだ。かなり手間がかかりそうだ。2013/02/07

つゆき

0
コンピュータビジョンの研究者がざっくばらんに自分の研究領域(物体認識や機械学習等)について解説している。画像情報からの意味の抽出というプロセスは、人間にとっては容易であるのに機械にとっては大変困難な問題になる。視覚の意味論は従って、心理学の問題であると同時にコンピュータサイエンスにとってはラスボス的な立ち位置にあるのだなと思った。2012/02/04

taccii

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人工知能(機械学習)がどう実現されているのか、とくに、コーパスの大切さがよく分かる なかなか面白かった2012/01/05

noritsugu

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画像認識関係。なかなか面白い。どちらかというと人間の認識とは違う方向から攻めている印象を受けた。人間の認識と同じようなアプローチの話も知りたいな。2010/02/16

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